角を曲がり影を踏み覚醒する 夏
2012年01月10日 04:26 by とみぃDM
逃げ水を追い、疲れて横になるといつの間にか星空の下。
夜風が汗ばんだ肌を拭う。
言葉が徐々に消失をはじめると、同時に星々の繋がりも物語を失いつつ
身体は虫の音をただ吸い込んだ。
2010年06月29日 00:46 by R.ogawa
>宮野さん
誰もしらないですか。
名前は聞いたことありますが、みたこと無いです。
こんど見みよう!
夏休みですねー
幼い記憶が蘇ります。
>つきしろさん
夏は食の季節ですからねー
つい先日、かびたパンを食してしまいまして…
その次の日は1週間前に買って開け済みの缶ココアを飲みました。(すっぱかった)
私は元気です。
つきしろさんの詩、おっつんの「夏と花火と私の死体」を思い出しました。
2010年06月25日 18:58 by 葵木ロク
すいか
充満する腐敗臭に
きみのまっしろな肢体を思い出す
あまい匂いのした夢のなかで
ちゃんと殺してあげられたかしら
麦藁帽子に隠されてるのはのっぺらぼう
あまりにも悲しそうな顔をするから
ぼくが剥ぎ取ってしまったんだ
汗の滲むうなじから溶け出して
ゴトリと鈍い音がすれば
灼熱のアスファルトを転げ落ちる
はやくきみを食べなくちゃ
もうすでにあまい匂いがする
はやくきみを、
陽炎がゆらゆらら
これはきっと白昼夢
ふらふららと腐乱して
どこからともなく饐えた匂い
ゴトリ、
鈍い音がして
きみと夏がおわる
ぼくの夏が
■□■□■□
夏=腐る。夏=ホラー。みないな。
ところで、書き終わったあとで、ロクさんの食すってフレーズに無意識に触発されてる!と気づきました。すみません;;
真似する気はなかったのですが…わたしの夏のイメージもロクさんに似てるのかもってことにしといください…orz
夏がおわる前にリベンジします!でも、夏きらい。夏くんな←
「夏に」
けんけんぱをした道の向こうで
あの子が私を呼んでいる
胸を張った入道雲と
一緒になって笑ってる
あの頃
夏休みは永遠で
太陽のようにまぶしくて
世界が
全てが
幸せできらめいて見えたのは、きっと
気のせいじゃないよね
あぁ、ほら
また、どこかで笑い声
―――――――――――――
ちょっと早いけど、夏っていったら黄金の夏休み。
前の葵木さんの詩の、
「暑さで解けた白いくつひもが、蛇となる」というフレーズが好きです。
なんでか、「誰もしらない」って映画のシーンが頭をよぎりました。
照りつける太陽、揺らめくアスファルト、汗ばむ肌に、ゆるめられるネクタイ・・・・・・。
また、そんな季節がやってくるんですね。
2010年06月25日 01:03 by 宮野はる
食す
危うく、
しとしと
高いから、圧力に肥えている。
だんごむしであろうか
そのようなものが
生きていた。
踏むのなら、
赤くつややかな
あの固い靴ではいけない。
私の足は埋もれ、
蛇であることが埋まる。
暑さで解けた白いくつひもが、蛇となる。
境内へ、
私に尾をむけている。
涼しさは木漏れの先より抽出され、
私は、脱出する。
食さねば。
2010年06月24日 18:42 by 葵木ロク
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