こんにちは。
今日のポンペイの特集も、歴史を学んでいるようでした。
壁画に描かれた緑や小鳥たちの鮮やかさ。本当に二千年も前のものかと目を疑いたくなります。見事な設計のもと生み出されたガー デニング。都市にありながら自然を忘れない人々の豊かさが伝わってくるようでした。
人気のあったバッカスの神とともに愛された、土着の神ラレス神もよかったですね。杯を持つその姿は、大らかで、人々が和む顔を しています。
ポンペイの人々は規律正しい生活の下に今日を楽しむ、現代の私たちが目指す理想の世俗を送っていたようです。
番組でも世俗について取り上げられていましたね。ポンペイの世俗は良質であると。
私たちも、彼らのごとくありたいと思います。
2009年11月15日 17:28 by Chiduru.Y.
午前中だけ仕事をし、午後は大衆浴場、夜は宴。
なんていい生活なんでしょう。
ローマ時代から2000年も文明を築いているのに、その日一日で満ち足りる素朴で豊かな生活に届かないのは、なぜかなあ。
きっと目指しているものが違うからかなあ。
松を「長寿」のシンボルにしているとか、自然との調和を希求しながら、合理的で公平な都市設計をしているポンペイの人たちの生 活は、現代の私達より心情的に豊かな生活のように思えます。
お酒がもたらす豊穣さを象徴するバッカスの絵が沢山描かれているところがいいですし、家の中が沢山の壁画で覆われている生活は 、潤いに満ちているようです。
家の中で、寝そべって食事をすることのほうが自然に思えてきますね。
住まいと美術と自然とがゆるやかに調和している生活がとてもすんなりできている世界。
そういう世界が実現できれば本当に豊かになれるような気がします。
2009年11月15日 11:49 by watasitotaiwa
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