まだ大丈夫だ、ほめられないから ~美の異端児 北大路魯山人~
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2010年02月14日 07:38 by watasitotaiwa
魯山人さんの作品そのものを見ていたのですが、一体どこが異端なのかよくわからなかったのが実情です。
私が焼き物や茶道にあまり詳しく無いからなのかも知れませんが・・・。
大きな「つばきの鉢」の前で何か迷っていたようですが、実物大のつばきの絵柄を書いた鉢を作ってみたかった。それだけのような 気がします。
椿の花は首の部分からぽとりと落ちてしまうので、その儚さを鉢の素材の弱さで表現したい。そういう思いもあったように思うので す。
それを何か宿題のように難しく考えるからより一層難しくなってしまう。
あるがままの器に向かうとはそういうことを指しているように思います。
お風呂や小物の焼き物などを見ていると、なんとなく優しさが伝わってきていい感じです。
まな板のようなお皿も、料理を食べた後に見える景色に風情があって、なかなかいいですね。
とても大言壮語をしていた人には見えないのですが、素直に物をいいすぎるところがあったのかも知れません。
お寺の生まれて、里子に出された人が、どんなふうにあのような文化人になれるのか、そちらのほうに興味がわきました。
2010年02月14日 15:54 by watasitotaiwa
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