今晩和。妖姫です。
もう皆様ご存知かと思われますが、私は私物の書物から「人肉鍋の村」を紹介させて頂きます。
さて、太平洋戦争末期、N県とG県の県境に位置するＯ村で、３２歳の母親が１７歳の継娘を殺害し、其の肉を鍋にして食したとい う猟奇的殺人事件が起きたそうです。
そこの村はＯ村と記してありますが、調べると「尾沢村」と云うそうです。（よくは解りませんが。）
大雑把にあらすじを申しますと、太平洋戦争も最終段階に突入し、日本全土が毎日のように米軍の容赦ない空襲に曝されていた19 45年の冬です。
食糧難に喘ぐ尾沢村で、厳しい耐乏生活を強いられていた一家が在り、村の中でも最も見窄らしい家に住んでいたそうです。
それまで、近所から野菜の屑を恵んで貰うなどしてなんとか飢えを凌いで来た一家でしたが「これ以上、食べ物を分けられない。う ちももう苦しい。」と次々に最終通牒を突きつけられ、残った食糧は僅か大根一本という危機的状況に追いやられました。
仕方なく、前日の晩に最後の大根で味噌汁を拵えた一家の妻は子供達に其れを食べさせた後、少しでも翌日の足しにしようと自分で は一切口を付けずに残しておいたそうです。
しかし、翌日起きて鍋の中を見てみると昨日残しておいた味噌汁がありません。
これは夜中に帰って来た夫が一人で全部食べてしまったのです。
妻は絶望と空腹感で腑が煮えくり返るような気持ちになったそうです。
そこに、子供達が口々に食事の催促に来るものですから、妻の中で「何か」が音を立てて切れたようです。
妻は図体だけでかく何もしない継娘だけ残し後の子供達を無理矢理外に遊びに行かせました。
そして継娘の首を紐で締め上げ殺害し挙げ句の果てには解体し鍋で上手に調理してしまったそうです。
そして其の鍋を子供達に振るまい、近所にまでお裾分けしていたそうです。
私はここまでしか知りませんが、とても恐ろしいですよね。
こんな暗ぁい話ですいません...。
2010年03月21日 21:46 by 妖姫
