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みんなで、物語を紡ごう!

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リメイク

童話・昔話・寓話などの誰でも知ってる話に、新たな要素・設定を加えて、新しい物語を作ってみよう。という事です。
例えば『白雪姫』を純和風にする。『シンデレラ』のシンデレラが実は虚弱体質。など。
長さやジャンルは特に設定しません。
ただし、どの話をリメイクしたかを書くのを忘れない事。

2007年11月18日 19:25  by 

コメント一覧 20件中、1~10件表示

  • 「竹取物語」 現代風 〜テレビCMミックス

    〜このろくでもない地球(ほし)〜

    「竹を切って生まれたこの地球人は、地球人の感覚では美しかった。そのため、この地球人が16歳になると、求婚者が後を絶た ない。」
    『パンダの毛皮じゃないとヤダ!!』
    『ドバイで雪のクリスマスを過ごせる人がイイ!!』

    「まったく、この地球人は無茶苦茶を言う。」


    パキャ。
    初老の男は左手で缶コーヒーを飲む。

    「しかし、」
    男は携帯電話を取り出して、右手でメールを打ち始める。手つきも慣れたもんだ。

    「この地球(ほし)の若い女性が使う文字は楽しい」

    サン ト リー か んコーヒー  B O S S (←反転してみてね )
    廾冫卜〃〜 カ丶ω⊃〜匕〜 13 0 5 5     シリーズ化するかも。爆

    2007年12月15日 22:08 by たろすけ(すけピン)

  • ヘンゼルとグレーテル 禁断の愛風
    *禁断の愛モノが苦手な方はどうぞ読み飛ばしてください。*


    ある日ヘンゼルとグレーテルは二人寄り添いながら森の中を歩いていました。
    すると目の前にまるでお菓子でできているかのようなファンシーな家が現れました。
    グレーテルがそれを見て、「兄さん、私、なんだか疲れちゃったわ」と言ったので、今晩はここに泊めてもらうことにしました。
    ドアを叩くと、出てきたのは魔法使いでした。
    魔法使いは事情を聞くと、二人が家事を手伝うことを条件として、満面の笑顔で二人を招き入れました。
    魔法使いは舌なめずりをしてつぶやきました。
    「ひっひっひっ、妹はとにかく、あのヘンゼルという男の子、実においしそうだ・・・。」

    さっそく魔法使いはグレーテルには家畜小屋の掃除を、ヘンゼルには大きなカマからパンを取り出すことを命じました。

    ヘンゼルはパンを取り出そうと前かがみになってカマの奥に手を伸ばしました。
    だけどカマはとても深いのでヘンゼルにはなかなか届きません。
    魔法使いは音も立てずにゆっくりとヘンゼルの背後に近づいていきました。
    ヘンゼルがやっとパンに届いたと思ったとき、突然魔法使いがヘンゼルの腰を両手で掴んできました。
    「う、うわっ、なっ何をするんですか、おじさん!! ちょちょっと、アブないですって! ぼ、僕はパンを!」
    「ヒッヒッヒッヒィッ!」
    「僕はっ、パ、パンをっ!」
    「ヒッヒッヒッヒィッ!」
    「パ、パンをっっ! パンッ・・・、パンッパァンッ・・・!」
    「ヒッヒッヒッヒィッ!」
    パァァンッ、パァァンッ、パァァァンッ、パァァァンッ、パァァァァァンッ!!
    「ヒィーッ、ヒィーッ、ヒィーッ!!!」

    翌朝、グレーテルは出発の準備を整えました。
    「さっ、兄さん。先を急ぎましょ。」
    するとヘンゼルは言いました。
    「いや、僕はここに残るよ。グレーテルとはここでお別れだ。」
    「そ、そんなっ。どうしてっ?!」
    魔法使いは部屋に入ってきて言いました。
    「そういうことだ。あんたはおうちにお帰りなさい。」
    グレーテルはヘンゼルに言いました。
    「兄さんっ!!」
    ヘンゼルは魔法使いに言いました。
    「アニキッ!!」

    2007年12月08日 01:06 by そこでねこが

  • シンデレラ 自然主義文学風


    王子様はシンデレラの手を取り、厳かにプロポーズをした。
    「どうか私の姫君になってくれませんか。」
    シンデレラはこの誘いがうれしかった。
    涙が出るほどうれしかった。
    だが、彼女の心の中ではまた別の嵐のような感情も生まれていた。
    ああ、王子様が結婚を申し込んだのは本当に私のことなのだろうか、と。

    今の私は魔法によってドレスアップされている偽りの私に過ぎない。
    本当の私は日々の家事に追われ、継母や姉達にいじめられる下女よりも下等な身。
    継子として生きるのがそんなに罪なのかと呪ったこともあった。
    私だってみんなと同じように2本足で歩き、みんなと同じ言葉を話す。
    だが、体に染み付いた階級意識はそのような反駁を許さない。
    ならば下女以下としてひっそりと生きるのもまた生き方と決心していたときに訪れたこの運命の出会いは彼女にとって残酷すぎた 。

    魔法が解けた後も王子様は私を愛してくれるだろうか。
    できることなら、魔法が解けた姿をいますぐに王子様にさらしたい。
    果たしてそれでも王子様は私のことを愛してくれるのか。
    だが、魔法を解くことは魔女との約束に反する。
    お城の舞踏会に出られただけでも満足なのだ、今夜わざわざ破戒をすることなどない。

    そのとき12時の鐘が鳴った。
    しまった、これで魔法が解けてしまう。
    自分があのみすぼらしい姿になってしまうところだけは絶対に王子様に見られるわけにはいかない。
    隠し通すのだ。

    シンデレラは王子様の手を振りほどいてお城の階段を駆け下りた。
    来た時はあんなに大きくて上るのに一苦労した大階段も、シンデレラは落ちるよりも早く駆け下りていった。

    2007年12月05日 00:19 by そこでねこが

  • たろすけさん。
    わ〜い! ありがとうございま〜す!

    2007年12月04日 18:25 by 七花

  • 七花(ななはな)さんに捧げ返す話(笑)

    『ヘンゼルとグレーテル』テレビCM風

     森の中をヘンゼルとグレーテルが歩いていた。
     くたくたに疲れ、お腹はぺこぺこ。
     その時、目の前にお菓子でできた家があらわれた。

     その家の壁は、黒くうごめいている。
     気持ち悪いほど大群のアリでうめつくされているのだ。

     ヘンゼルもグレーテルも、お菓子の家には目もくれず、
     その黒いご馳走を食べ続けた。
     
     二人がアリクイだったことは、世間にほとんど知られていない。


    うん。気持ち悪いし、前作を踏襲できていない。
    そちらでのブログでピンときたので、来てみればやっぱり。爆

    2007年12月04日 00:43 by たろすけ(すけピン)

  • たろすけ(すけビン)さんに捧げる話(笑


    『ヘンゼルとグレーテル』テレビCM風

     森の中をヘンゼルとグレーテルが歩いていた。
     くたくたに疲れ、お腹はぺこぺこ。
     その時、目の前にお菓子でできた家があらわれた。

     その家の壁は、黒くうごめいている。
     気持ち悪いほど大群のアリでうめつくされているのだ。

    「なんで…なんで、DAIMA HOUSE……!?」とは言わなかったよ。

    2007年12月03日 23:13 by 七花

  • こつこつ一言感想書きます。

    ○星野水姫さん
    まず、楽しいトピックを作ってくださってありがとうございます。
    おじいさんとおばあさんの仲が微妙に冷めている感じがなんとも愉快です(笑)。

    ○石瀬醒さん
    上がり框に座る兎の描写がツボでした^^
    兎の発達した後ろ足を想像するとすごく上手に座りそうだな、と(笑)。

    2007年11月30日 23:46 by そこでねこが

  • 桃太郎 熱血風 その2

     「おーい」
    後ろから声が追ってきた。
    「置いてくなよぉ」
    犬の仔だ。駆け足で追いついて来た。
    「ついて来るなって。僕は鬼退治に行くって言っただろ」
    振り返る前に涙をぬぐって、桃太郎は言った。
    犬の仔は、暫くなにか考える風だったが、
    「俺さ、お前に付いてくよ」
    と、ぽつりと言った。
    「なんか、面白そうだし。お前、なんか寂しそうだしさ」
    「ば、ばか!死ぬかもしれないんだぞ!」
    「でも、お前は行くんだろう?村の奴等は誰も、一緒に戦ってくれねえんだろう?」
    相変わらず能天気そうな顔でそう言う犬の仔を見るうち、桃太郎の目には、さっきと違った熱い涙が溢れてきた。
    「俺もさ、村の奴等は嫌いだけどさ、一度くらい偉い事をして、奴等を見返してやりたいような気もするしさ」
    桃太郎は、涙をぬぐって笑顔を作った。
    「じゃあ、今からお前は僕の家来だ。死ぬ気で戦えよ!」
    「へへっ!お前こそ!」
    死にに行く。でも不安じゃない。今は仲間が居る。
    桃太郎は、まだ見ぬ鬼が島に向かって、黙って拳を突き上げた。

    2007年11月30日 17:51 by 石瀬醒

  • 桃太郎 熱血風 その1

     誰も止める者が居なかったことに、彼は寂しい気持ちになっていた。
    桃から生まれた、とお爺さんとお婆さんが言い続けているせいで、彼は村の大人達からは異端者として嫌われていた。
    それはまあ、いい。
    でも、一緒に遊び、育った友人の誰一人、鬼退治に行く彼を止めなかったことが、彼には応えた。
     お爺さんとお婆さんは、鬼を退治すれば彼が共同体の一員として皆に迎え入れられると考えていた。また、彼には何か神がかっ た力が備わっていると思い込んでいるようでもあった。
    しかし、桃太郎は知っていた、自分が何等特別な力を持っていないことを。
    そしてこの旅立ちが、永遠の別れとなるかもしれないことを。
    見送りの人々が見えなくなったところで、涙を流した。
    寂しかった。不安だった。怖かった。
    たった一人で異形の者と立ち向かわねばならないことも、自分がそれに平然と向き合えるような、異能の者と見做されていること も。

     「へえ、キビ団子かぁ。美味そうだな、ひとつおくれよ」
    突然、声をかけられた。
    野良犬のように薄汚れた少年だった。
    「え?ああ、いいよ」
    桃太郎が団子を差し出すと、少年は貪るようにそれを喰らった。
    「君は、村の民じゃないね」
    「ああ。俺は、犬の仔なんだそうだ。村に入ると棒で追われる」
    そう言うと、少年は屈託ない笑顔になった。
    「寂しくないのかい?」
    「寂しくない。村の奴等は嫌いだ」
    「そうか・・・。僕は桃太郎。桃から生まれたんだ」
    こんなに素直に他人に自分の生い立ちを話せたのは初めてだった。
    「へー、そいつは変わってらぁ!俺以上だ」
    犬の仔は、なんだか楽しそうについてくる。
    「あのさあ、僕は、これから、鬼が島に鬼退治に行くんだ。
    付いて来ると、危ないぜ?」
    「鬼退治?」
    犬の仔の足が止まった。
    桃太郎は立ち止まらなかった。
    こんな時に出会わなければ、生涯の友に成れたかも知れない。
    なんとなくそんな気がして、また悲しくなった。

    2007年11月30日 17:50 by 石瀬醒

  • 「続・笠地蔵」 テレビCM風

    笠をかぶった地蔵が6体。手ぬぐいをかぶった地蔵が1体。
    優しいおじいさんのために、餅をはじめとした食料・財宝を届けに行った。
    マッチ箱のような貧しい雰囲気の家の扉まで来た手ぬぐいの地蔵が、あることに気付いてつぶやく。

    「なんで…なんで、DAIMA HOUSEなんだ!?」


    このCM,イジりやすいから好き。笑

    2007年11月29日 13:18 by たろすけ(すけピン)

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