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2010年中に東京消防庁にかかってきた119番の件数は100万件以上。

 2010年中に東京消防庁にかかってきた119番の件数は100万件以上。1日に平均すると2759件、約31秒に1件の割合 で受け付けていることになる。同庁ではかつて年々増え続ける119番通報に対応するため調査したところ、緊急度の高い通報も健康 相談もすべて119番にかかっていることがわかった。さらに、「軽症か重症かの判断がつかなかった」という人が多かったことから 、「重篤な症状なのに、その判断がつかず119番通報をするのをためらっている人が多いのでは」と危惧。2007年、救急相談用 の24時間ダイヤル「東京消防庁救急相談センター」(通称「#7119」)を開設。それ以来、同センターへの相談件数は増加し続 け、2011年には約31万2000件に上った。
しかし実は着信自体は約48万件あり、約3分の1にあたる16万8000件ほどの電話には出られなかった計算になる。そうした 状況を改善するために、2012年4月1日からウェブサイト「東京版 救急受診ガイド」がスタート。「このシステムが広く定着す ることで、真に必要な人に救急車をいち早く届けることができるようになるのでは」(東京消防庁救急部救急医務課 消防司令補 小 林忠氏)。
「絶対に動かしてはいけない」は誤り? 人が倒れた場合の対処法
 他人が突然倒れた場合、まず救急車を呼ぶことが先決だが、到着するまでにすべきことは何か。 厚生労働省のウェブサイト「 生活習慣病を知ろう!」によると、例えば倒れた人が脳卒中の疑いがある場合、「意識があるかどうか」「呼吸をしているかどうか」 「吐いていないかどうか」を確認し、救急隊員に伝える。吐きそうだったら、横向きに寝かせるといい。
また人が急に倒れた場合、一般的に「動かしてはいけない」といわれている。しかし例えば、交通量の多い道路で倒れて、そのま ま放置すると危険な場合もある。またトイレなど狭い場所や暗い場所だと様子がよくわからなかったり、心肺蘇生法などの処置ができ なかったりする。そんなときどうしたらいいのだろう。

2012年05月15日 12:57  by isrand123

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