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70年代ハードロック

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THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND(SAHB)

あれは82年ごろ、華々しく
デビューしたマイケル・シェンカー
グループ(MSG)がいつもの如く(?)
シェンカーの気まぐれで活動停滞後、
Voに元RAINBOWのG・ボネットを迎え、
放った、一撃『ASSAULT ATTACK』
シェンカーのメロディアスなG、
「やっさん」ことボネットの迫力あるVo。
ツアーで日本に来ると聞けば、行かない訳には
いかんでしょう。

ところが!!!
直前にG・ボネットは脱退、前Voの
ヘタウマG・バーデンが復帰!
LVEではボネットの声域が出ず、
『ASSAULT ATTACK』からのナンバーは
わずか数曲。
インスト曲が大々的にフィーチャーされる
有様。
Voにはガッカリしたボク達でしたが、
驚かされたのはタイトなリズムを叩き出す、
リズム隊=Ds:T・マッケンナ、B:C・グレン
でした。
「なんやこの無名のオッサン達は!?」
*田舎の高校生はTEAR GASから始まる
 オッサン達の経歴など知る由も無し。

後に音楽誌で知ったのがリズム隊二人が、
元SAHBだったという事。
実際にSAHBの音源を聞いたのはMSGのLIVEを
観た、四半世紀後でした(笑)
その音源が『IMPOSSIBLE DREAM』

裏方ミュージシャンからの叩き上げ、
スコットランド出身のVo A・HARVEYが
同郷のハードロックバンドTEAR GASと
合体してSAHBを結成。
当アルバムは3枚目(74年)で一般的には
最高傑作とされています。

HARVEYの声は、だみ声でボクが前に某所で
主催していたコミュのメンバーの方は
「バカボンパパの声」と称されてました(笑)

リズム隊は勿論、GのZ・クレミンソンも
非常に上手くリフが格好良い。
後にNAZARETHに加入しています。
(再評価されるべき人と思います)

全体的に演劇的なパフォーマンス掛かった、
雰囲気で、曲も格好良いリフでスタート
しても途中でオチャらけてしまったりで、
掴み所の無い部分もあります。

お薦めはチョー格好良いリフで始まる
一曲目「The Hot City Symphony PartⅠ」
これもリフが格好良い「River of Love」
アルバムを締め括るドラマティックな
「Anthem」(これは「おふざけ」一切無し)
といったところでしょうか。










2012年11月24日 16:05  by hydehito

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