UFO
70年デビューのブリティッシュサイケバンドが
名ギタリストM・シェンカーを得て大変身!
シェンカーを迎えての第一作『現象』は
UFO史上、いやハードロック史上に輝く、
名曲「Doctor Doctor」&「Rock Bottom」を
含む大名盤!!!
しかしドイツ人で英語を話せなかったシェンカーは
孤立し、バンド内での人間関係は最悪だったとか・・・
その緊張関係がシェンカーの才能を喚起し続けたのか、
UFOはレベルの高い作品を連発したのですが、
その後シェンカーは一時失踪、一旦バンドに復帰し、
『宇宙征服』(これも名盤)を残したものの結局脱退、
自身のグループ結成へと動きます。
(『SAHB』トピ参照)
当『Strangers in The Night』はシェンカー在籍時の
USAツアーを捉えたアルバムなのですが、発表時(78年)には
既にシェンカーは脱退済みでした。
当時UFOはUSAでも既に人気が確立されており、
このライヴ盤からもフアンの熱気が伝わって来ます。
ベスト盤的な内容で彼らの代表曲はほぼ網羅されています。
(個人的に好きな「Can You Roll Her」が
入っていないのは残念)
パフォーマンス自体もベストなものを集めたようで、
数箇所のライヴからピックアップされています。
そのせいか、LP発売時は当時のライヴのオープニング曲
「Hot'n' Ready」が収録されていませんでした。
(最近のCDには収録&曲順も当時のセットに合わせ変更)
シェンカーのGは神懸り的な凄さで、
激しさの中に繊細なメロディーが織り込まれ、
胸を掻き毟られるような感動を与えてくれます。
特にスタジオVerの数倍の長さのソロを全く飽きさせずに
聞かせる「Rock Bottom」とスローなメロディーから
立ち上がり、盛り上がってからのKbdとの掛け合いソロが
見事な「Love to Love」は聞きどころです。
全盛期UFO見たかったなあ・・・
2013年04月30日 23:01 by hydehito
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