BUDGIE
バンド名の響きはカッコ良いのだが、
何せ、インコだもんなあ、英国では凶暴な鳥と認識されてるとか?
80年シンコーミュージックからNWOBHM勃発を受けて、
「Heavy Metal」なるムックが発売されました。
その中に伊藤正則の「メタル100選」なるページがあり、
純朴な田舎少年であったボクはこれを信じてしまいました。
ある日そこに紹介されていたBUDGIEの『BANDOLIER』を
輸入盤セールで見付けたボクは小躍りしながら家に帰り、
早速ターンテーブルへ。
「なんじゃこりゃあーーー」
メイデンとかサクソンとかエンジェルウィッチとかを
聴いていたいた耳にはちょっぴりキツイ代物でした(笑)
バンド仲間に聴かせても、鼻で笑われ、早速中古盤屋に
叩き売り(今から考えると勿体ない)。
それから30年が経ち、70年代ハード探求に乗り出した
ボクにとって当然ながらBUDGIEは避けては通れぬ道。
トラウマで手が震えながらも名盤とされる
『NEVER TURN YOUR BACK ON A FRIEND』をピック。
早速CDトレイに挿入。
オープニングの強烈な「Breadfan」のリフ!
「めちゃカッコええやないかい!!!」
いやあホントびっくりしました。
何でこれを「メタル100選」で紹介してくれなかったのか?
こっちであれば友達に鼻で笑われたり、トラウマを抱える事も
無かったのに。
(まあ色々大人の事情があったと思いますが)
当曲のメタリカヴァージョンしか聞いた事がない人は、
絶対にオリジナルも聴いた方が良いですよ。
なぜならBUDGIEの特長の一つはB&Vo B・シェリーの
ハイトーンにあるからです。
女性的な彼の声は好き嫌い分かれるかもしれませんが、必聴です。
他にお薦めはヘビーな「In the Grip of a Tyrefitter's Hand」
ドラマチックなラスト「Parenrs」といったところでしょうか。
BUDGIEは結局CDで1枚目から4枚目まで聞きましたが、
どれも良いんですよね、最高作は当作(3rd)だと思いますが・・・。
なんで又、初めて手にしたのが『BANDOLIER』(5th)だったのか(涙)
セーソク先生、たのんまっせ!!!
2013年10月21日 17:15 by hydehito
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