オススメ作品紹介トピック
副管理人になったのに、あまり活躍してないなと思ったので作りました。
このトピックは、みなさんにオススメの"文章"作品を紹介してもらおうというトピックです。
"文章"という条件を満たしていれば、どんな作品でも構いません。
小説やライトノベルはもちろん、詩やエッセイ、評論、ネット・ケータイ小説やノベルゲームでもOKです!
書き手たる者、読み手でもあれ!
タイトルと、任意で紹介文や見どころをお願いします!
2013年02月05日 21:26 by 代嘉多いのり
私の作品紹介が大衆小説、純文学ときたので、今回は思いっきり外してノベルゲームを紹介します。
あかべぇそふとつぅより発売されているゲーム「車輪の国、向日葵の少女」です!
元々はPC用の18禁ゲームでしたが、すでにXboxとPSPでコンシューマ(18禁要素を外し)移植され、3月にはPS3で も発売される予定の人気作です。
所謂「ギャルゲー」「エロゲー」の作品ですが、あなどるなかれ。私が出会ってきた文章作品の中でトップクラスの完成度を誇る名 作です。
PC版発売から7年以上経つ今でも、名作ゲームの紹介で挙がるなど根強い人気があります。
この作品の素晴らしさはまず、壮大かつ魅力的な世界観設定です。
――現代日本に限りなく近い、しかし、その国では罪を犯すと特殊な「義務」が課せられる。
「1日が半分しかない」「大人になれない」「恋愛ができない」
さまざまな義務を抱え生きる少女達と、それを更生させる「特別高等人」を目指す主人公、森田賢一はふれあっていく。
向日葵が咲き誇る街で、賢一が見た車輪の国の真実とは―――
罪と罰にスポットを当てた作品は山ほどありますが、ここまで濃密に「社会」というものを描いたゲームは他にないと思います。
設定は単純でわかりやすく、しかし同時に深い。
シナリオでは「私たちが生きるこの世界」が、SF小説の中の世界として登場し、互いに互いの世界を覗いているようなリアリティ を生み出しています。
「社会構造」は異なりますが、ある意味この作品の世界は「あり得たかもしれない世界」です。
正直ね、恋愛要素すら不要かとも思いました。それ以外が素晴らしすぎて。
そして、シナリオライター「るーすぼーい」による巧妙な伏線です。
これはもはや神がかってるとしか言えません。よくこんな発想があったな、と。
「感涙」「驚愕」、どれをとっても素晴らしいです。
主人公がいろいろチートじみてるのと、マルチエンディングなのに、それぞれ大差がないのも特徴です(笑)
是非、一度プレイしてください!いや、本当に!
この感動はプレイした人にしかわかりません!
(あ、レビューとかは見ないほうがいいです。絶対ネタバレしてるんで)
2013年02月13日 23:13 by 代嘉多いのり
小説更新ついでにこちらも。
今回は言わずと知れた名作、森鴎外の「高瀬舟」。
もはや説明不要ともいえる文豪、鴎外のさらに代表作です。
いくつかの教科書でも扱っている作品ですので、そちらで読んだ方も多いでしょう。
私は所謂「純文学」の作家の中で、森鴎外が最も好きです。
鴎外の作品、特に高瀬舟の魅力は、当時からしては劇的に新しい観点から、読者の深層心理に疑問符を投げかけている点です。
俗に、「高瀬舟」のテーマは「安楽死の是非」と言われます。
安楽死なんてものは、彼の生きた明治時代には、その概念すら存在しなかったものです。
しかし、彼はそれを題材として取り扱い、叙情的な文章でその是非を読者に語りかけてきます。
私がこの作品に出会ったのは小学生の時でした。
今も当時と変わらず、この作品を読み終えて感じるのは、果てしない疑問です。
人に猜疑の心を持たせることができる作品。
まさに私が目指す目標のひとつです。
読んでない方は、是非一読してみてください。
2013年02月10日 21:58 by 代嘉多いのり
副管理人の仕事をしてないヨファなので、せめてこれくらいはしたいと思いますww
ヨファが紹介するのは、白凪と同じラノベから、「魔法科高校の劣等生」です。
かつて「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力が「魔法」という名前で体系化され、強力な魔法技能師は国の力と見なされる ようになった。西暦2095年、魔法技能師養成のための国策高等学校の一つ、「国立魔法大学付属第一高校」に、エリートとして将 来を約束された「ブルーム」の妹と、その補欠である「ウィード」の兄が入学したときから、波乱の日々の幕が開く。
この作品のすごい所は「ラノベとは思えないほどの濃厚な設定」です!
実際に読んでみたらわかると思いますが、本当に1つ1つの設定がこゆいですv
1つの単語を理解する事すら時間がかかりますが、じっくり楽しめます。
もう1つのすごい所は「主人公の絶対的強さ」です!
大体主人公って言うのはライバルがいて少し弱めなキャラですが、魔法科の主人公は、規格外の強さを持っています。もう無敵と言 ってもいいですww
まあその強さの秘訣は読んでみたらわかります^^
他にも個性的なキャラが多く出て、全く飽きません!
是非読んでみてくださいm(__)m
>>白凪君
恋愛という意味での「告白(作品の意味とは若干異なりますが)」ならありますよ。2回ほど。
といっても、どちらもすでに友達以上恋人未満の関係でしたから、けじめという意味での告白で。状況的にも振られる要素がないビ ビり上等のシチュエーションですがね(苦笑)
長続きはしません!(主に私が)。
しかしもうすでに1年以上フリーですよー。気になる人もいないのでいいんですが。
>>「ストライク・ザ・ブラッド」
見かけたら読んでみますかね。
本屋にあるかな。
2013年02月07日 23:31 by 代嘉多いのり
「告白」ですか・・・・・・
いのりさんはしたことありますか?
では、紹介を
そうですね、ではラノベから攻めてみますか。
私が「Wings of light rays」を執筆する際、表現に困った時に
参考にしている本。三雲 岳斗さんの
「ストライク・ザ・ブラッド」
です。
ある日突然吸血鬼になった高校生。周りに真の姿を隠し、平凡な日常を
送る彼の目の前に現れた、謎の美少女。
彼女の登場で彼は数々の災難に巻き込まれていく・・・・・・
「いっそ俺を殺してくれ・・・・・・」
不老不死の肉体を恨み、彼は今日も怠惰な生活を送る・・・・・・
友達から進められて読み始めました。初めは乗り気ではなかったんですが、
不覚にもその世界観にはまってしまいました。半分、主人公と、その美少女がいちゃついてるような物なんですが・・・・・・戦い になったときとのギャップが
よくて・・・・・・まぁ、読んでみてください。主人公が完全なるリア充なので
短気な人は壁に単子本をぶん投げたくなると思います。
そんな方には、おすすめはしません。では以上です。
2013年02月07日 22:46 by 白凪 迅
まずは私ですね。発起人ですし。
今回、私からは、湊かなえさんの「告白」をオススメしたいと思います。
少し前に映画化もされたので、ご存知の方も多いかと思いますが、小説のほうは本当にオススメです!
小説文体としては、学校のホームルームの場面を、視点を何度も変え、それぞれの主観を加えながら延々とループし、視点が変わる たびに謎が解かれていく、というものです。
この作品を形容するとするならば、「狂気」。この言葉に尽きます。
明かされれば明かされるほどに醜い人間像。酷い真実。
進むほどに引き込まれるストーリー作りは圧巻です。
是非読んでみてください。
2013年02月06日 21:21 by 代嘉多いのり
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