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物書きの会

トピック詳細

描写~表現の豊かさ~の書き方を…


登場人物の心情を支える情景描写…
季節や時間帯を操る背景…
戦闘のダイナミックさや臨場感を伝える効果…

そんな『描写』は簡単に見えて意外と難しい…

それを上手く表現するたにはどのようなテクニックがあるのか…
少しの情報も集まれば一つの『力』となります。

よろしくお願いします。

2012年07月18日 01:12  by 名瀬 勝利

コメント一覧 5件中、1~5件表示

  • やべぇ、ここのトピックは私のためにあるようじゃないか。

    どうも、創匠です。

    そんなわけで、描写下手な私が作品を書いている途中で気付いた当たり前のことを改めてご報告したいと思います。

    描写はありきたりでもオッケー!

    描写に関してはあまり構えすぎずに普通に描写をする方が、こだわって変な文になるよりもマシだと気付きました。

    上手い方なら問題ないですが、素人が描写にこだわると、意味不明な文になることが多いので。

    2012年07月21日 19:17 by 創匠

  •  足の小指に当たるようにタンスの角をいい感じでセッティングする業務がようやく100人ぶん終わったので書き込んでみます。

     まず心情とは何でしょう。
     のび太がジャイアンとの喧嘩に負けて家に帰る道々、彼の心にあるのは悔しさでしょうか、悲しみでしょうか、寂しさもあるかも しれない、怒りは? とりあえず終わった闘いへの安堵も混じっているかもしれないし、頼もしいドラえもんの力強い励ましを求めな がら、あるいは優しい静香ちゃんからの癒しを求めて歩いているのかもしれない。次の瞬間には、なんとなくどうでもいいような気分 で道端にうずくまり、雑草を這うテントウムシを眺めて頬の痛みが鎮まるのを待つかもしれないし、おばあちゃんに会いたくなってそ ればかりを考えて夕焼け空に涙を流すかもしれない。喧嘩に負けた少年が、ただ悔しいだけ、ただ怒りに震えるだけ、助けを求めるだ け、なんてことはあんまり無いように思う。孤独になりたくて、または、どういうわけか自由を感じて、言葉に出来るような理由も無 いままに夜道をうろついたりなんかするでしょう。
     ドラえもんに泣きつかせたいだけなら描くべき情景はいつも僕達が漫画で見ているあの場面一つだけですが、のび太の心情を優先 するならばどうやら、幾つもの描き方が出てくるようですな。

    2012年07月19日 02:28 by

  • こんばんは、遠野です。

    描写にこだわる人って本当に多いですね……。
    飾ることよりも中身の方が大事だと思うのですが、
    言葉を飾る技術も大事だとは思うので、ちょっとだけ。

    ▼比喩的修辞法
    直喩、隠喩、風喩、提喩、換喩、擬人法、擬態法

    比喩というのは、たとえること。
    AというものをBという言葉で表現する、みたいな?

    「Aはまるで儚い少女のようだ」と、まるで~ようだ、を使うのが直喩。
    「今のAは儚き少女」と、あからさまではない比喩を使うのが隠喩。

    隠喩、メタファーとも言うそうですが、
    直喩より格好よさげで、描写として上等っぽく見えますが、
    連続してやられるとウザいし、くどいです。下手するとわかりづらいですし。

    その他の比喩表現をざっと言うと、

    風喩→ある比喩でその裏にある真意を示す
    「連中の天秤の傾き方は常に決まっている」→天秤=審査基準的な何か?

    提喩→全体の名称でその中の一つを指す、もしくは逆で示す
    「パンのために働いてる訳ではない」→パン=食料など生活必需品

    換喩→事物の特徴や部分を示し、その事物全体を表す
    「赤頭巾は悪い狼をぶん殴りましたw」→赤頭巾=赤頭巾をかぶった少女

    擬人法、擬態法は説明不要ですよね?
    と、比喩だけでこんな感じです。

    2012年07月18日 07:17 by

  • ▼誇張的修辞法
    誇張法、倒置法、感嘆法、設疑法、命令法、反語法、反復法、列挙法

    誇張表現は割と自然に使っているので、
    解説とかは不要ですね(わからないのは自分で調べてください)
    感嘆法、設疑法、命令法は一人称とかではないと
    使いませんが、多分この辺りも自然に使われるでしょう。

    ▼変化的修辞法
    対句法、対照法、省略法、引用法、短叙法、現在法、過去法、挿入法

    これは○○法って名前からだと微妙にわかりづらいですかね?
    対句法は、類似した表現を並べて文章を整える技法。
    対照法は、相反する二つの事柄を並べて違いをはっきり表現する技法。
    省略法は、文章省略。引用法は、引用。短叙法は、文を短く区切ってく。
    現在法と過去法は、文字通り現在形か過去形で書く。
    挿入法は、文中に独立的な語句を入れて変化を出す技法。

    2012年07月18日 07:16 by

  • あと気を付ける点としては、
    物を表現する時は、マクロ(大)→ミクロ(小)が基本ですかね?
    まぁ、大→小→中みたいな変な順番にしなければ
    ミクロ(小)→マクロ(大)もありです。

    人間は普通、パッと見で全体像を把握して、それから細部を確認。
    ってのが基本的な流れなので、その流れに沿った表現にすると、
    読者にとってイメージしやすいものになるかと。

    最後に基本中の基本ですが、
    正しくわかりやすい文章を心掛けるのが一番です。
    っていうか、これが出来てない人が割と多い……。

    主語、述語の呼応を正しく。
    動詞を正しく。自動詞、他動詞、使役動詞を正しく。
    長過ぎる文章は注意。でも、敢えて長くするのもアリ。
    修飾語に注意。読点に注意。等々。

    というか、この辺りの知識は
    全て国語の資料とかに書いてるので、
    私のヘッポコな文章を読むよりも、そっち見てください。
    国語便覧、いいです。今も愛用してまう。

    2012年07月18日 07:16 by