これが正体術です!(正体術倶楽部基礎編より)
正体術
この正体術は、矯正法を行った後、すぐに行っても良いですし、何日か矯正法だけを続けて、動診に大きな歪みが検出されなくな ってから行っても良いでしょう.
正体術とは、大正から昭和の初期に正体術普及協会をとおして活躍された故高橋迪雄先生が創始された健康法ですが、身体に大き な歪みがある人は行い辛い欠点があり、その前段階にあたる高橋先生の矯正法の効果に一般の関心は集中しました。
正体術の準備
<男性版>
1、楽々と仰向けに寝て、全身の力を抜いてリラックスします
2、足をそろえたままだんだんに膝を折って、引き寄せていき
3、腿がまっすぐに立って足の平が畳についたら、さらにカカトをお尻にできるだけ近づけます。
4、できるだけゆっくり膝を曲げて、お尻を上げるようにしてひけるだけ腿を胸にひきつけるように曲げます
5、ここで一息ついて
6、静かに膝を下ろしていって、もう少しで足のひらが畳につくというところで、急にカカトに力を入れて畳をすりながら勢いよ く踏み伸ばします。
<女性版>
1〜5までは、男性版と同じ
6、男性版とちがい、踏み伸ばさずに、ゆっくり伸ばせばよいのです。
この時に腰に力を入れて、しだいに伸ばしてゆきます。その時もカカトで畳をすりながら行います。
正体術
1、 正体術の準備の最後の足を伸ばしたところで、アゴを引き、両側の肩甲骨が後でくっつくようにして、手は十分に伸ばし、 手のひらは上に向けて、指はいっぱいに開きます。
2、 足は膝を曲げずに、足の指をいっぱいに開いて十分に反らし、腿に力を入れ足首を甲側にひけるだけひき、お尻にも力が入 るようにします。
3、 こうすることで全身の筋肉に力をいれます。体全体が、棒のようになりますが、理想的には、息を殺さず、息だけは普通に して、腹は柔らかいままに保つ。(最初は、腹を柔らかくできませんし息も止めてもよいでしょう)
4、 2、3秒こうしたままで、ピクリとも動かさないでおいて
5、 急に全身の力を一気に抜いてゆるめる。
6、 その後、3〜4呼吸くらいの間、普通の呼吸に戻るまで静かにしておく。
<正体術も、寝る前に1度行えば良いのです。>
2008年12月09日 23:46 by 正体術指導家神崎
この正体術が、最も優しいものです。
顎を引いたままですから
首の弱い方でも行えます。
この正体術では大きな回旋や左右側屈といった歪みの矯正はあまりできません。
大きな歪みがあるとこの正体術その物が行えないので
それで矯正法が必要になったのです。
このコミュの最初にも申しあげましたとおり
一般的な療術のセオリーとしては
1、回旋
2、左右側屈
3、前後
の矯正をしていくと歪みがとりやすいのです。
が、しかし、
「前後」矯正にとってある程度は(幾分かは)回旋と左右側屈もとれるのです。
それ故、正体術による前後矯正によって日々作られる軽い歪みを取り
全身に力を思いっきり入れることでその後にくるリラックス、筋肉の弛緩を誘導したのでしょう。
研究者などが、経絡や気血の流れを良くするという効果も実は、こうした筋骨格の修正がその根底にあることが背景にあるのです 。
2008年12月10日 20:50 by 正体術指導家神崎
準備に男性版と女性版があるのは時代的な背景のためです。
男性は、思いっきり足を踏み伸ばすのでハシタナイので
ご婦人は、もっとオシトヤカにゆっくりと足を伸ばしていくのです。
高橋金作先生(迪雄先生の父上)の時代にできた
今から数十年〜百年位前のことですからね
体格はもちろん習慣や価値観など今とは全く違っていたからなのです。
2008年12月10日 20:49 by 正体術指導家神崎
正体術の完成したポーズでは、腕も脚も床から浮いた状態になります。
2008年12月10日 20:48 by 正体術指導家神崎
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