注目タグ

整体のルーツは自力で行う高橋迪雄の正体術

トピック詳細

どっちの足から踏み出したら良いのでしょう?

セミナーの際、矯正法の実習の時間に受講者が、矯正法を終えて立ち上がるのに

どちらの足から立ち上がると良いのでしょうか?

と、質問がありました。

鋭いっ

他の療術では、立ち上がる際に踏み出す足を指定しており

その指導どおりに立ちあがらないと

あるいは

体位変換の際の回転する方向も指導しないと

矯正が簡単に破られてしまうと言うのです。

確かに、こうした流派の矯正(修正)には、その程度の矯正力しかなく

簡単に矯正したことが元の黙阿弥になってしまうのでした。

こうした立ち上がりや、寝方、起きかた、歩き方、座り方などについて

やたらと指導する流派があります。

逆を返せば、これらが、その流派の矯正力なのです。

矯正法の実習で、矯正後にその場で飛び跳ねるだけで矯正が解けたりするのであれば、施術室を出た後のクライアントは・・・内 海から荒波の大海へ出ていくようなもの、そんなんじゃあいったい何のため矯正なのか・・・



私は、その受講者に答えました。

「別にどちらでも、お好きな方から立ち上がってくだされば良いですよ

たぶん、今までと逆の側から立ち上がるでしょうけど(笑)」

と、申しあげました。

正体術においては、座り方など無理やりに意識したりするのは良くないとしています。

何も考えずに自然のままで良いのです。

左右差があるから座り方がヘンなのに、座り方だけ変えても何の解決にはなりませんからね

毎日、就寝前に正体術を行うことで整った体を就寝中、維持させていく。

その小さな積み重ねこそが、正体への道であろうと思うのです。

2008年12月14日 11:12  by 正体術指導家神崎

コメント一覧 0件中、0~0件表示

書き込み情報はありません