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整体のルーツは自力で行う高橋迪雄の正体術

トピック詳細

正体術周辺の体操設計の原理

ここで基本原理をまとめておきます

基本原理1
矯正姿勢(正しい姿勢)あるいは少し矯正側の姿勢でショックを与えることでその姿勢を維持する。

高橋迪雄先生の方法では、脚や膝を数センチから10センチ位上げて3〜5秒間保持した後に床にストンと落として3呼吸の間じ っとしておく。
整体では矯正姿勢を取らせた状態で体のある部分にショックを与えて保持する。
あるいはある部分に愉気する。
(整体については、私は専門ではないのでこの程度にしておきます)

基本原理2、
ショックを与える1の方法は疲れるので老人や体力低下時にはつらいものです。
矯正姿勢を5〜30分間維持することで保持する。

基本原理3、
操体法で有名な気持ちよい方向に動かした後に瞬間脱力する。歪みをより強調することで緊張した筋肉をより縮めてから正常な筋 骨格に戻す方法。
動診を行って、痛みのある動きの逆、痛みから逃れる動き、気持ちいい動きが治す方向である、という考えです。

方向が分かったら、少しイヤな方向に一旦動かしてから抵抗を軽く与えながらその逆(気持ちいい方、痛みから逃れる方)に動か していき矯正すべき角度で(一番気持ち良さが味わえる所で)静止したまま抵抗を与えた後に瞬間脱力する。

この瞬間脱力についてはいろんな解釈があります。
瞬間的に行わなくてよい!
自由にやればイイ!
脱力しなくてもイイ!
といろんなことを言う人がいます。
たぶん、筋肉の戻る力が年齢や個人差でいろいろとあるので瞬間脱力だけでは上手くいかない場合もあったのでしょうね。
いろんな解釈の操体法が生まれたようです。

基本原理4
姿勢均整術の椎骨の修正体操のように目標の椎骨に力が入るような体勢をとらせておいてから瞬間脱力!
矯正方向は勝手に体がイイ位置、方向に持っていってくれるだろうという「性善説」に根ざした矯正体操ですね

2008年12月14日 21:31  by 正体術指導家神崎

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