本は買って読め!
ある人が図書館で借りた本の感想をブログに載せたところ、その本の作者が「本を買わずに借りて読むのは、その本の作者に対して失 礼。本当に好きなら、買って読め、買わないのは愛情が足りない証拠だ」と抗議してきました。
作者に言わせると、「本はゲームやケーキなどという下賎なものとは違い、文化を司る重要なメディアなので、それを借りて済ま せる人は、教養のない野蛮人」(意訳)だそうです。
あなたはそれに対して、どう思いますか?本は借りて読むべきですか、それとも買うべきでしょうか?
2009年01月28日 00:28 by leprechaun
私は本が好きで、それを所有したいという欲求があるので、
本音を言えば、本は買うべきだと思っています。
ですが、そうした考えを他の人に押し付けるのは
少し気が引けます。
トピ主さんが言及したある本(何の本なのでしょうか?)の著者のかたの説は、
印税がほしいから「本は買うべきだ」と言っているだけなのであり、
真面目に聞く必要はありません。
一つだけ言える点があるなら、ものすごくいいこと書いてる古書(絶版中)ってのをブックレビュー、ってのは、互いにwinwin になれる策、ってこと。
再販を死ぬほど念じてる作り手を、ブロガーが後押し、っての、素敵じゃろ。
2014年02月17日 18:08 by aburahattyaku
作り手に対して受け手が誠実であるためには、受け取ったことに対する対価をきちんと作り手に支払うことだと思います。
簡単にいえば、要は金を払えということなのでしょうが、金銭に限らず図書館にそういった受け手の対価を作り手へと渡す仕組み がきちんと出来上がっていないことが、作者と読者の関係性を不健全なものとしてしまっている一つの要因であるのでしょう。
少なくとも、愛着を持って作り上げたものを無下に扱われていると感じてしまえば、そこに不満を抱くのは当然であるとは思いま す。
だからといって、この作者の見解は傲慢であるとは思いますが。
2014年02月10日 18:00 by 影法師
書籍類に関しては気に入ったものだけ購入すればよいと思っています。
本や漫画は興味を持つことがまずスタートなので興味があるものを図書館で借りて読めばよいと思います。
2013年12月10日 17:33 by とし
わたしは、断然、図書館です。
年にうん十万を本代にかけてますが
高価なものほど一度図書館で借ります。
おれの野菜が食いたいならスーパーでは
買うな!って言い換えたら笑えますけどね。
その作者の名前教えてくれたならなー
図書館にさがしにいくのに。
でも、その人の本、おもしろくなさそう。
本は文化を司るうんぬん…
さては、さしずめインテリ物書き屋だな。
文芸が文化を司るなんて、ありえない。
まったくの論外。
2013年11月24日 06:06 by 偕誠
とても貧しいので本を買う事が出来ない人もいますよね。
図書館は誰でも本を読む事が出来る場所であり、
貧しい人も豊かな人も、本を自由に楽しむ事が出来る唯一の場です。
名声やら金銭的利益やらのために本を書いているとしたら
そちらのほうが、言葉を操る者としての、おもてなしの心も
欠けていると思いますし、芸術家として如何なものでしょう。
本来芸術とは弱い者の為にあるのではないのでしょうか。
みんなが自分の本で幸せになって
感想を書いてくれたりするというのは
特に、失礼な事ではないのではないでしょうか。
それを失礼と言って自分の本を売りつける
金儲け主義の作者の本なら、
私は内容が素晴らしいと思ったとしても
買う気にはなれないし二度とその作者の本は読まないと思います。
本心から書いたものではなく
名声の為に思っても居ない事を書いて
人の受けを狙って書いた本なんて味もへったくれもないし
芸術への冒涜だと思います。
私にとって図書館は、試着と同じかもしれません。
ただ服と違うところは(私は絵本や昔話専門ゆえ)本には流行り廃りがないので、捨てられないというところ。
ゆえに、吟味しなければなりません。
蔵書がとんでもないことになりますものね。
2013年10月23日 22:09 by 蜜柑
自分の本を「買って読め!」と怒るのは、その作者さん自身野蛮で傲慢な気しかしませんね…
私も小学生の頃から読書量はかなり多い方なのですが、やはり読む本の量が多い分全てを買うということはできずにいます。
9割がた図書館に頼って読書生活を送っていますね。
ですが、やはり本を買うこともあります。
主に、
*図書館で読んで、気に入った本
*図書館で読んで気に入った作者の新書
*図書館には並ばない雑誌のような本
は購入しやすい傾向にあると思います。
つまり、「買いたいものを買えばいい」ってことなんじゃないでしょうか。
借りて済ませることができるならそれでいい。
そんな風にしか思わせない本を買う必要はないんじゃないかと思います。
売りたいなら、買いたいと思わせる本を書かなければならない。
その作者さんにはそう言いたいですね。
私もつたないながら小説を書きますが、商業目的ではありません。
つまり「売れて欲しい物」をかいてるのではなく「読んで欲しい物」を書いています。
読んで欲しい物を書いている人は、たとえそれが借り物であっても嬉しいのでしょうね。
反対に売れて欲しい物を書いている人は借りられると憤りを感じるのでしょうか
…
2013年09月27日 18:31 by 徒波 帆酉
私、最近まで本は図書館は借りるものだと思っていました。だって高いんだもの!特に私は本が大好きですから、アルバイトしてなか った高校生時代に本なんていちいち買っていたら、今頃家計はもっと危ないことになっていたでしょうな。図書館に反対どころか図書 館バンザイ。
例の作者さんの文句に返答するなら、「お前、本が読みたいのに金がなくて買えない人間の気持ちが分からねえのか!それなら苦学 生たちはみんな野蛮人か!」となるでしょうな。
さらに言うなら、他の人の思考を全否定するような人こそ無教養な野蛮人だと思いますが、どうでしょう。
2013年09月14日 01:08 by 森林樹
図書館のCD、DVDもレンタル料金は払ってないハズなので、要はCDと本というより、図書館とレンタル業者の違い、つまり公共 賃貸と有料賃貸の違いに帰すると思います。
図書館が利用料を払うのが文化的なやり方だ、という主張も一理あると思いますが、日本のやり方も、大量の本を揃えられるとい う点において、十分に文化的だと思います。
またそうなったのは、おそらく「本は文化を担う特殊なもの」という文士感覚のせいだと思うのですね。本=文化なら、大衆に文 化を広めるためには本は無償で借りれなくてはならん、という論理で。もうこのヘンになると、自縛自錠というか、本を売れ無くして いるのは文士感覚自身だというのが見えてくるのですが・・・
さらに言うと本が売れない、というのは図書館のせいと言うより(図書館で借りる人は全体から見ればわずかだろうし)、閉鎖的 な出版・販売制度のせいだと思うのですね。売れる本は高くする、売れない本は安くするといった市場の論理が出版界では通じない。 結果、ベストセラーなのに入手できずに販売機会を逃す本屋や、売れない在庫を抱えて倒産する出版社などが続出してしまう。
そもそもネットやコンビニで本が買える今、本屋というのも多すぎる気もするんですけどね。
2009年02月26日 23:32 by leprechaun
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