【あさき歌詞専用トピ】
あさきの歌詞を載せていきましょう。
書き込みの際歌詞の重複にご注意!!
---------Up曲リスト---------
猿の経
鬼姫
蛹
虧兎に告ぐ
螺子之人
雫
鬼言集
つばめ
¥真超深TION¥
ツミナガラ...と彼女は謂ふ
月光蝶
蛍
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2007年09月18日 21:56 by 鏡恣朗-kyoshiro-
『螺子之人』
グシャグシャに回るアレ巻き泣いた
「見つからないよう隠していたのに」
孫も背が蘇る
今夜も見せる
笑い過ぎる狂い過ぎる
「やっぱり嫌だよぉぉぉぉ!」
青い頭に沿いつける 取り付ける
流れる涙の数だけ惰性
いつも寄せる思い
嗚呼
お帰りはいつも
嗚呼
お帰りはいつも
嗚呼
お帰りはいつも
ベロベロにそう今晩も
嗚呼
お前はいつか
嗚呼
お前はいつか
嗚呼
お前はいつか
おいおいおいおい今夜も嫌だよぉぉぉぉ!
2007年09月18日 23:01 by 鏡恣朗-kyoshiro-
入りきらなかったのでコッチに。
『虧兎おまけ』
・遠雷(えんらい):遠くのほうで鳴る雷。
・平仄(ひょうそく): 漢字の平声(ひょうしょう)と仄声(そくせい)。
・立花(りつか):花や枝などを花瓶に立てて生けること。
・氷雨(ひさめ): 雹(ひょう)や霰(あられ)のこと。
・日輪(にちりん):太陽の異称。
・雄弁(ゆうべん):説得力を持って力強く話すこと。
・千草(ちぐさ):いろいろの種類の草。
・虧月(きげつ):満月から新月までの間の、欠けて細くなってゆく月。
・二世(にせ):現世と来世。
・風巻(しまき):風が激しく吹き荒れること。
・霹靂様(はたたさま):多分霹靂神のこと。激しい雷。
・客星(かくせい):常には見えず、一時的に現れる星。
・水屑(みくず):水の中のゴミ。
・十戒(じっかい):沙弥(しゃみ)・沙弥尼の守らなければならない10の戒め。不殺生・不偸盗(ふちゅうとう)・不淫・不 妄語・不飲酒(ふおんじゅ)・不塗飾香鬘(ふとしょくこうまん)・不歌舞観聴・不坐高広大牀・不非時食(ふひじじき)・不蓄金銀 宝。沙弥十戒。
・紅鏡(こうきょう):太陽。
・涅槃(ねはん):煩悩(ぼんのう)の火を消して、知慧(ちえ)の完成した悟りの境地。
・曼荼羅(まんだら):密教で、仏の悟りの境地である宇宙の真理を表す方法として、仏・菩薩(ぼさつ)などを体系的に配列し て図示したもの。
・甚雨(じんう):ひどく降る雨。
・地角(ちすみ):大地のすみ。
・天涯(てんがい):空のはて。故郷を遠く離れた地。
2007年09月18日 22:17 by 鏡恣朗-kyoshiro-
『虧兎に告ぐ』
遠雷が
平仄
(ざんばらに読む)
立花に焚く
氷雨の香
日輪未だ見えず
四つ這いで
雄弁は
千草
傘(虧月に似た それは 二世の隙)をさす
が!
半身舐める 青雌
風巻に舌のせて
霹靂様
「そら 九点九地
斎く客星がやうに
操裂き!
水屑出し!
十戒叫び!
と、と、と!飛ぶのさ!」
紅鏡の尾は
まだか
まだか!
端花(溶岩にて玉兎宿る)は
涅槃し
曼荼羅に弓を張る
黒む甚雨は
香炙り
ざんばらに腰をふる
欠け細る霹靂は地角蹴り
天涯を臨む!
「それでも 傘を回し 待つのさ
片身を 委ねてさ」
2007年09月18日 22:16 by 鏡恣朗-kyoshiro-
『蛹』
[秘密 其の一]
それらは概ね
はねつきあたまのあの子の帰りを待つ
わたくしどもがデララメに吹く口笛を
薄くのばして作った風車でありますゆえ
まあ「虚飾は何とか」とでも申しますか
くるくるくるくるくるくるくるくるくるくる
回る風車
あーっ!また帰って来た!!
『おかえりなさい』
[秘密 其の二]
尾のない赤い目をした子犬が彼に問う
(そうそう これも『お月さまが照らしてくれた秘密』なのですが)
「それは羽かしらん?」と
ほうき星に導かれてここまで来たんだと
くぅるり まわる 風車は折れた
[アノ子何処ノ子]
人肌恋しい
恐れのお山で僕は産声をあげました
カタカタ 風と風車
調律はお好みで
母様は音の無い人で
泣けども泣けども
爪かじり飛びまわってた
『帰依』だとおっしゃっていた
「残月にお祈り」
「寄らば大樹の陰だね!」
「そう(笑)誰よりもずっと優しくされたいのでしょう?」
ラ〜ララ〜と貴方は言う
舌を回しながら
千の目が怖くて
泣きながら月にお祈りした
『おまけ』
・虚飾(きょしょく):実質を伴わない外見だけの飾り。
・残月(ざんげつ):明け方まで空に残っている月。
2007年09月18日 22:07 by 鏡恣朗-kyoshiro-
『鬼姫』
逮夜 斎灯たき祭文読む鳥
夕星を手挟みて俯瞰す美し姫は
その双眸をもて差す手とし舞々神楽
兆しは八逆
金銀の香炉より
けぶり けぶりにし人
ほろほろと落ちみだるる木の葉のやうに
あな 煌ら 剰え たゆたふ御灯明よ
あな 煌ら 現れは たゆたふ身 明かし夜
鳴りや 黄泉路へと 憂き夜嘆ひても
果たし狭霧を 嗚呼 厭い 浮世嘆ひても
事切れぬ 業火は 無二芳香
叶わぬなら 我が鬼を 生まりこぼさん
『おまけ』
・逮夜(たいや):仏教で、葬儀の前夜。また、忌日の前夜。
・斎灯(さいとう):神仏の灯明としてたく柴(しば)のかがり火。
・祭文(さいもん):祭りの際に、神にささげる祝詞(のりと)。
・俯瞰(ふかん):高い所から見下ろし眺めること。
・八逆(はちぎゃく):古代の律に定められた八つの重罪。謀反(むへん)・謀大逆(ぼうたいぎゃく)・謀叛(むほん)・悪逆 ・不道・大不敬・不孝(ふきょう)・不義の八。
・狭霧(さぎり):霧。
2007年09月18日 22:01 by 鏡恣朗-kyoshiro-
『猿の経』
―さあさ 皆様ご一緒に―
「薄明に 混ざり在る 紺碧の手と〜〜〜!」
握手!
愛撫する 愛撫する 彼らは愛撫する
―大演説会場にて―
「我々は宇宙に在り!」
この濁世の亀裂の深きは!億万の絶叫である!
満目の黒煙に執する
き、き、きー!きゃつら!に禍いを!」
「幸神!幸神!」
「嬋娟と舞う閃光の掻き消す 幸福よ!
星一つ尽き 星二つ尽き...」
人はおのれの触れたるものの色に消ゆ
―今世紀最大の発見―
「瑕瑾なき実 踏みます 嬲り 刺すと 熟れます」
「ささ、どうか!」
「ええ、そうね!」
燃えて しまえ
「我々は!大宇宙の意思!!ほろろと鳴く猿のあり!!!
或いは ほろほろと踊る猿であるがゆえに!を、を!おとろしや!」
母をかえせ 父をかえせ 私をかえせ
両手合わせ
小鳥翔つ日々の呼吸に 伍し高き誇りの灸られる
人よ 気付いているか!
東雲の散れば初音
夜陰は いつまでも 星をほろろぎ 在る
『おまけ』
・薄明(はくめい):日の出前と日没後のうすあかりの状態。
・紺碧(こんぺき):黒みを帯びた紺色。
・愛撫(あいぶ):なでさすっていつくしむこと。
・濁世(じょくせ):仏教で、濁り汚れた世の中。
・満目(まんもく):見わたすかぎり。
・嬋娟(せんけん):容姿のあでやかで美しいさま。
・瑕瑾(かきん):全体としてすぐれている中にあって惜しむべき小さな傷。恥。
・東雲(しののめ):夜が明けようとして東の空が明るくなってきたころ。
・初音(はつね):鳥や虫の、その年、その季節の最初の鳴き声。
・夜陰(やいん):夜のやみ。
2007年09月18日 22:00 by 鏡恣朗-kyoshiro-
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