君の手を引きただ歩く
渇いた風とぬかるむ足下
何処に行くのか何処に行こうか
枯れ木とカラス 月と銀
この身を包む黒のコート
足から冷えていく体温
手から感じる温もり
どちらが真実 現実だ?
十字架が刺さった大地を行く
ぬかるみきった大地を行く
落ちてるドクロがケラケラ笑う
哀れみの詩が耳につく
君の手を引きただ歩く
沈んだ空と浮かんだ太陽
置いてかないで置いてかないで
枯れ木とカラス 太陽と金
後ろから聞こえる詩
真実なのか 夢なのか?
十字架が刺さった大地を行く
渇ききった大地を行く
引いてる指が細くなる
骸骨の君が見上げてた
見たらダメだ
覗いたらダメだ
そこにあるものを
見つめちゃダメだ
眼を見つめちゃダメだ
そこにいるものを
見てしまったら戻れないだろう
知らなかった頃に戻れないだろう
触ったらダメだ
触れたらダメだ
入り込まれる
語りかけてはダメだ
会話してはダメだ
飲み込まれる
七つ星に囲まれた形なきソレは
日永一日数え続ける
今までに集めたコレクション
しらない闇を駆け抜けて
光の行方を探そうぜ
砕かれたこの世界から
俺と君だけが舞い上がる
雨とか風が吹き荒れようと
自分をしっかり支えて
その状況さえ味方にしよう
怖いものなんてないさ
今にも破裂する
この感情ただ感じて
欲しいものがあるならば
手を伸ばし掴み取れ!
君と共に駆け抜ける
傷を負ってもかまわない
邪魔なピストル蹴りあげて
貪欲に掴み取れ!
見えない物をひたすらに
見ようとしても意味がない
眼を凝らし見つめるだけなら
誰だって簡単に出来る
見失って闇に飲まれ
一人立ち尽くし息をのむ
闇の中から君を呼ぶ声
微かな光を見つけて
今すぐ破裂する
この気持ちの高鳴りが
煩いぐらいの鼓動が
自然と心地いい
今にも破裂する
この感情ただ感じて
悔しい気持ちがあるならば
手を伸ばし跳び跳ねろ!
君と共に駆け抜ける
傷を負ってもかまわない
邪魔なピストル蹴りあげて
貪欲に掴み取れ!
帽子を被った猫さんが
街を歩く歩く
眼鏡を掛けた犬さんが
街を駆ける駆ける
下は真っ暗な水溜まり
歪んだ心を映し出す
上は大きなお月様
醜い心を戒める
ここには来てはいけなかった
誰かが言ったが忘れてしまった
スタスタ歩く猫や犬
人間の姿は何処にも いない
そうだ私は生きている
だから来てはいけなかった
誰かが教えてくれたこと
誰かはたぶんもういない
夜の水辺で眼を閉じて
星の無い夜を見上げれば
天使が上から舞い降りる
色を無くした空は今
何の色をしてるのか
光の泉のその先の
真っ暗な場所で待っている
足は張り付き手は捻れ
知らない優しさを咲かせて
この泉の中潜む影
ほらゆっくり ほら静かに
目を凝らしても見えはしない
けど確かに ほらゆっくり
撃ち込め弾丸引き金引いて
撃ち込めハートに熱い魂
狂ってもいいさ君は堕天使
狂ってもいいね僕は悪魔だ
お似合いじゃないか僕ら
さぁ堕ちて行こう僕ら
錆びた月明かりが照らす
銀の鎖の束縛
みんな狂っちまえ君は堕天使
私の体は寝台の上
埃被って眠っている
月明かりが私を照らすの
日の光が私を照らすの
世界の隅の久遠の地で
心も体も魂も
この聖地からは出られない
忘れ去られたこの城で
忘れ去られた姫がいる
目覚めるときはないだろう
私の心は屋根の上
星空眺め手を伸ばす
月明かりが心を透かすの
日の光が心を透かすの
かつての争いの鮮血の地で
心も体も魂も
戒めの地からは出られない
忘れ去られた争いの場
その時代の影もなく
風にそよぐ萌える草
魂も鎖に繋がれて
この世の秩序を私は保つ
忘れ去られた楽園の
忘れ去られたこの城で
目覚めることない夢をみる
今日も空はグレーを纏って
今日も天の涙流れる
いつもと変わらぬ日常
いつもと変わらぬキモチ
そんなときは君を誘って
喫茶店に出掛けよう
アンブレラ二人並んで
アンブレラ君と共に
アンブレラ幸せなトキ
空のスキマから雨が滴り落ちる
憂鬱でもたまには
そうゆうのもいいよね
君と歩む道
一人横たわる夜
時間が動いていない夜
考え事
何も聞こえないこの空間
一人きりで考える
知らないこと
いっぱいありすぎて分からない
知らなくてもいいことだ
消してランプをまたつけて
オレンジの幻想に酔いしれる
砂時計逆さまにしても
変わらない
難しいこと
足らない頭で考えて
終わらない夜がふけていく
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