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詩人たちの独り言

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軋んだ歯車

運命の歯車は軋みながらも廻っていた

この繰り返す運命から逃れようと

ある日 少女が歯車に触れてしまった

時を経て 軋んだ歯車は脆くも儚く壊れた

その日から この世界は変わってしまった

人々は暴徒となり この世界を終焉へと導こうとし始めた

少女は嘆いた 
 
少女は悔いた

 「どうしてあの時、『世界』を支える歯車に触れてしまったんだろう」 と

少女は自分の罪に気づいた

だが、気づくのが遅かった

2008年06月16日 19:58  by 鈴音 梨緒

コメント一覧 2件中、1~2件表示

  • 淡々と
    秩序は 揃って

    ささやかに
    反発したくも なって

    それでもと
    ただここに

    歯車の一部に なれるのかしら

    2008年06月21日 22:54 by

  • 大丈夫だよ
    今気付けたのならきっと
    一歩を踏み出せばいいの
    心配も不安も悲しみも
    たくさんたくさん思うけれど
    今あなたは気付けたのだから
    少しずつ直そうと動いてみればいいの

    あなた1人では難しいだろうけれど
    今から私もやるから2人、だね

    さぁ何から動かしてみようか
    歯車の部品を交換しようか
    もう一度点検してみようか


    2008年06月18日 18:10 by 光藤 雫