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詩人の町

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妄想連作

R.ogawaさんが立てたトピ(連作!)に
「なにとなく印象に残った普段の状況を描写した詩を連作で書きませんか?」
というのがあったので、それに便乗?したいと思います。

ぜったいにありえない状況を(妄想で)描写して詩を書きませんか?

意味わからないよ!と言われる作品がベストです。

まずは、わたしからひとつ。

2009年12月04日 01:28  by 

コメント一覧 14件中、1~10件表示

  • イチゴ畑で家族と別れた
    羊が呼ぶから
    僕は振り返って歩いた
    ドアを叩いた
    眠った

    2009年12月31日 23:35 by 葵木ロク


  • 向かいのビルから
    日傘でゆらゆら
    翼がないなら傘を貸したげよう
    パースがずれるよ
    着地は成功か知れないね
    飛ぶかい?
    保証はしないよ
    人間になれるか知れないね
    はいこれ 魔法の薬
    あたいのお守りさ
    おゆき ガラスの目をしたアリス
    窒息したら戻っておいで


    *:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*
    魔法の薬? ユンケルだよ!!
    偽薬効果ってしってるかい あたいのお守りさ

    そんなかんじです傘を売る帽子屋

    2009年12月21日 12:18 by コウ

  • 皮膚を裂いて肩甲骨は伸びる
    空を飛ぶのだ、堕天使もどき

    お前の呼吸が地面に埋もれたとき
    あたしの潔白は海に浮かぶだろう
    空から見たら何と滑稽、滑稽

    軽くていいからと
    適当に受け取ったガラス玉
    やたら反射率良くて使えない
    目に嵌め込んでも慣れやしない
    見えやしない

    氷点下に冷える下道を見るために
    他にもカメラを用意しろ
    シャッターチャンスは鼓動に任せとけ

    しかし、嗚呼、残念ながら
    飛ぶことがない
    堕天使もどき






    ――――――――

    ……突然参加させてもらい、この続けているのか随分微妙なもの。
    いや、すいません。続け辛そうですみませんorz

    2009年12月20日 09:51 by


  • 窓を飛び出した。

    茂っていた笹は先の雨ですっかり溶けていた。


    既に芽生えはじめた緑にわずかな感動すら覚えることなく

    ほどよく分解された濃い土を踏みつけて走る。

    傍らの池では稚魚がもう泳ぎだしていたが、それも気に留めない。


    嘗ての皮膚がひび割れた。

    新たな組織が構成されるのを感じた。



    。。。。。。。。。。。。。
    うん。

    2009年12月17日 17:42 by R.ogawa

  • 雨が止んで
    つよい風がふいた
    僕は外を見る
    上空50メートルに
    空と
    傘を片手に飛ぶ君を見た

    2009年12月15日 21:39 by 葵木ロク



  • 白 Kb1 
    追い立てられた。
    黒 Rf2
    閉じ込められた。

    クイーンが迫る。

    チェックメイトにはまだ暇がある。

    隙を伺い、残りの望みをポーンに託す。



    きっと明日もユンケルのお世話になるだろう。

    今夜は勝つまでやめない。



    。。。。。。。。。。。。。。。。。。

    あれ、当初の絶対にありえない状況という原則を曲げている。。。
    これまで書いてこなかった、ニュータイプを開拓しようとするあまり。。
    書いてしまったので載せときますが。
    また書きますからちょっと待っててください。いや、別に待たなくても全然いいですけど。
    因みにアリスの飲んだ薬はユンケルです。魔法の薬。(笑

    独断と偏見ですけど、女性のほうが何か神聖ですよね。
    そうは見なさない時代もありましたが、基本的にそうだと思います。
    男は駄目ですよ。頭悪いもん。

    2009年12月14日 23:01 by R.ogawa


  • ななな難易度...!!!??あばばばすみませんコウにとってはみなさまの詩の方が難易度も格調も高くてほんと吐血ものでした !!というか初っ端「ぼくが生まれたとき」っていうのでほんともうあなたエスパーですかって感じでした...どうして吾の言いた いことがわかるの...!←

    雰囲気とかは各々自分の作風をもってらっしゃるのでその中で個性と詩の繋がりとの融合というかそういうのでもうコウはものすご くお腹いっぱいですほんとごちそうさま!!そしてそれほど書いててセンスないとかおっしゃってるとコウが本気で自信なくします. ..いやもともとないですが...orz川

    なんか...「きみ」はすごい賢い神的存在でぼくは人間的存在な感じがします こういうのすっっっごい好きですほんとありがと うございました!!

    なんだかどれも三つで完結するような感じですねー...どれも月 太陽 地球 星といった大きな事象が童話風にくるくる描かれ てる感じがするです(いつコウの趣味を把握なさったんですかもう!←)今度の出発点はもっと小さいものにしてみませんか...? イメージとしては薬瓶を飲んだアリス的な(いい例えが思いつきませんでしたごめんなさい...

    次楽しみにしてるですー!

    2009年12月14日 09:47 by コウ

  • 月を咥えてはなさないカンガルーは

    腹の辺りのポケットに、孤児を詰め込んでいる。

    養う気も無く、食ってやる気も無く、ただ、

    詰め込んでいる。

    月の光の欠けるのを、食ってやったと思い込み

    冬の屋敷に落っこちた。

    僕はおどろき君を呼ぶ

    君はすました顔つきで、袋の稚児を取り出した。


    。。。。。。。。。。。。。。

    今回特にセンス無いな自分。
    つきしろさんのになんとかつなげた(つもりだ)けど、なんか雰囲気が似せられない。w
    新たなる出発点、コウさん上手だ。

    2009年12月07日 22:21 by R.ogawa

  • ぼくが生まれたとき
    あさが太陽を丸呑みにして
    ジャンプしながら逃げてった

    レインボウカラーの星の上を
    逆立ちで歩き回り
    蹴り上げた黄色の空には
    ヒビが入った

    怒った猫がワンワンと鳴いている

    困ったぼくがごめんと謝ると
    あさがバカにするようににゃーと鳴く

    ぼくはむかついてバカな犬の腹を殴る
    でも、とうに消化されてしまった太陽は
    吐き出されない

    手を引くきみが大笑い

    その理由を
    ぼくはいまいち理解できずに
    逆立ちしながら首を傾げた



    □■□■□
    コウさんの詩の難易度が高くて…雰囲気ぶち壊しな続きになってしまいましたorz
    めしい繋がり以外ないですね!すみません!

    2009年12月07日 01:34 by


  • はだしで立ったこの土のした
    奥底にたどりつけばぼくが眠っている
    死と生と微生物のにおいで
    ときどき喉をつまらせながら
    メタン化合物を吸いこんで
    吐きだしたころには ぼくは化石

    くらいくらいねおもいおもいね
    このうえ何万キロをずっとゆけば
    うつくしい世界が待っているらしい
    ざんねんながらぼくにはみえない
    このうえ何万キロをずっといった先
    ぼくはめしいて立っている

    *:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*
    どどどうしようあれで完結していいのかあばばば
    そしてこんなどろどろした出発で申し訳ない;;

    2009年12月05日 22:43 by コウ

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