きらきらしたものを目指して
「きらきらしたものを創作したい」
「きれいなものを創作したい」
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2009年10月04日 13:16 by いすず
「シルバー」
君の胸元で光る銀色のネックレスはいつでも君を輝かせていた
それを僕はただ、見ているだけ
それ以上に何もできないから
輝く 光った 輝いた 瞬間を見つめて
白く 白い 白すぎて 瞳を閉じた
一瞬と言う程ではなくて
永遠と言うには遠すぎて
僕は君をもう……
見れていないよ
(銀色が僕には眩しい色だったんだね)
*自分は銀色という太陽の光に反射し、暗闇の中でもきらりと光って、導いてくれる、そんな銀色が好きです。
君を好きだと言う気持ちもその後に流れた雫もとてもきらきらしたものなのではないでしょうか?
『零れる沈黙の欠片』
高い空、降り止まぬ光の束、眩しすぎる蒼。
雲は遠すぎて、どうやっても手に届きそうもない。
校庭の砂は光の束と融合し、黄味を帯びてはしゃぐ。
…………。
沈黙は美麗。
雑音は醜悪。
僕は美しき世界から、悪の扉を開く。
――キィィィィィィン。
脳は急加速に耐えきれず、目眩とともに不快な金属音を響かせた。
暫しの沈黙。そして――
――トン、、、トン、、、トン、、、
規則的に続く音。
――トン、、、トン、、、トン、、、
それは蛇口の水の滴り。
――トン、、、トン、、、トン、、、
規則的に落ちる、不定型な透明。
――トン、、、トン、、、トン、、、
僕は目を瞑り。
――トン、、、トン、、、トン、、、
水になる。
◇
水道管を滑り落ち、砂に潜る。
はしゃいでいた筈の砂たちは僕を厳粛に迎え、たちまちのうちに迷宮の主の元へと導き、小さな会釈をしてあるべき場所へ戻って いった。
主は言う。
「お前はなんだ」
水である僕は喋ることもままならず、微かな沈黙の時間が流れた。
主は土。土は蚯蚓を従えて、僕のまわりをぐるぐると回る。
土が僕のまわりを37.5回回ったとき、
「行ってよし」
という声とともに僕はまた奈落の様で底無し沼の様な闇の主に迎え入れられ、意識は途絶えた。
◇
浮遊感で目を覚ました僕は、自分が雲になっていることに気付く。
触れたくて触れたくて、でもどうしても手の届かなかった、空の住人。
しかし、雲である僕は体を動かすこともままならず、自分に触れることすらできない。
近付いた筈の空は未だ高く。
果てしない空の果てを想像して身震い。
眼下を染めるは黄金の砂。
遥か遠くから眩しく僕を照らす。
――帰ろう。
僕は雲の姿のまま、静かに涙を落とした。
おしまい。
2009年10月26日 12:28 by くまっこ
何となく男性イメージでの「きらきら」が少ないと思ったので
4Bオンリーでざっくりと描きあげました。
部活で青春…輝ける日々。きっと一生の思い出。
2009年10月23日 19:58 by Vodka
『牛乳瓶と女の子』
瓶牛乳を飲み干して底を覗いたら、小さい人が見えた。
牛乳瓶の底にはお花畑が広がっていて、小さい人は色とりどりのお花を摘んでいる。
−− 赤、オレンジ、黄色、青、紫。
目をこらしてよく見ると、小さい人は女の子のようだった。
藍色のスカートに白い前掛け。
二つにわけたお団子頭の女の子の傍らにはいっぱいになって溢れそうな花かごが置いてあるのだけど、それでもなお、女の子は花 を摘み続けていた。
牛乳瓶を顔から放して、外側から眺めてみる。
すっかり透明になった瓶は向こう側が透けて見えていて、中には何も入っていなくて、それは当たり前の形を保っていた。
もう一度 中を覗くと、やはり底にはお花畑が広がり、女の子がお花を摘んでいる。
瓶の飲み口から息を吹きかけてみると、お花畑には突風が吹き、花びらは舞い、女の子は色とりどりの花吹雪から花かごを守って いた。
◇
僕はなんとなく、いつもよりも1時間早くミルクボックスの蓋の上に牛乳瓶を置いた。
角度を増してきた日差しは僕の世界を平等に照らし、ミルクボックスの上にも降り注ぐ。
その時、陽光に照らされた透明の牛乳瓶から七色の半円が飛び出した。
牛乳瓶の秘密を知った僕はその素敵なできごとをママに教えてあげようか迷い、そのままタオルケットに潜り込み、その日二回目 の眠りを楽しむことにした。
おしまい。
***
なんとなくきらきらなイメージでショートショートを書いてみました。
2009年10月23日 12:15 by くまっこ
オリキャラの妖精さんです。きらきらを目指して描いたのでこちらへ投稿しようと思います。
2009年10月19日 01:28 by いすず
新しい絵投稿させて頂きます‥*上手くのるかな?
ほわっと切なく、どこか優しい絵が描きたいです。
2009年10月18日 05:40 by 繭
水って綺麗ですよね。
水のきらきらした感じを出せてたら良いな。
2009年10月14日 20:30 by まろみ
「輝くモノ」
きらきら輝くモノをわたしは探していた。
だけど どんなに 探しても
”見つからない”
どうしたら、見つかるのでしょう?
歩いて 歩いて たくさんの道を必死に歩いた。
時には走ってもみた。
だけど それでも 見つかることは
”なかったんだ”
どこに行ったら、見つかるのかな?
たくさんの道を長い間、歩いてわたしは空を見上げる。
そこにはキラキラ輝く青い空。
”見つけた……”
ようやく、見つけたのはわたしの日常の中にある
青い空でした。
(わたしの日常になにかが増えたようです)
*日常に溢れている笑顔の絶えない時間が自分にとってはきらきらの一つだと思いました。ちゃんときらきらと感じてもらえれば 嬉しいです。
自分が撮影したからいいのかな…みたいに思いつつ投稿します。
バルーンイリュージョンなるものを見に行きました。20体くらい熱気球が並んでいて、とてもきれいでした。
パイロットやクルーの方はこのようなイベントの為に日々頑張っていらっしゃったのだと思います。私を含めた多くの観客にはバル ーンの美しさしか目に見えないけれども、その方達はきっと、きらきら輝いていらっしゃるんじゃないかな…?
そんな感じのきらきら作品をご紹介しました^^
2009年10月11日 21:22 by いすず
きらきらのそら
お日さまに照らされた
青から白のグラデーション
目のはしに映るまぶしいきらきら
はじけて跳んだら
耳を澄ませて?
ひかりのおとに
きらきらきらきら
しあわせのおと
うれしいを讃え
かなしいを包む
ひかりのおと。
きらきらのそら
お月さまとなかよし
お星さまのダンス
まぶたに焼き付く
瞬きのきらきら
夜のひかりに
すべてをゆだねたら
肌で感じて?
ひかりのおとを
きらきらきらきら
ほほえみのおと
やさしいを運び
こうかいを諭す
ひかりのおと。
***
「ひかりのおと」という詩を書いてみました。
即興なので変なトコもあるかもしれませんが、「きらきら」感がでていたらいいな。
2009年10月11日 20:59 by くまっこ
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