クリスマスアート -2009-
クリスマスをテーマにした作品を投稿するトピックです。コミュメンバーのきらきらがぎゅうぎゅうに詰まった、クリスマスアルバム のような作品集になればと思います。
イラスト、小説、詩、写真、その他。基本的に創作物(オリジナル作品に限る)なら何でもOKです。投稿期間は2009年12月 26日0時迄、以降は閲覧専用トピックとしてご利用ください。
→投稿期間終了しました。投稿下さった皆様、ありがとうございました。
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2009年11月10日 09:28 by いすず
好きな作家の世界を
自分なりにイメージして
クリスマス風に描いてみました。
聖夜の不思議で奇跡的な雰囲気が
少しでも出せていれば良いなと思います。
2009年11月25日 15:18 by kuro_mashimaro
「一緒」
寒くても 温かくても 冷たくても
傍に居てくれるだけでいい
離れても 遠くても 切なくても
心で思ってくれるだけいい
そう考えるだけで貴方の居ない聖夜が
少しだけ
平気になれるんだよ
だから そう お願い
忘れないで
(聖夜の夜空に輝く星と月に想いを託してもいいですか?)
*ありきたりのような詩になったかもしれません。それでもきらきらとした聖夜に傍に居たいという女性の気持ちと恋人を一途 に思うきらきらとした雰囲気を感じてもらえれば嬉しいです。
お花のクリスマスケーキです。
2009年11月13日 01:26 by まろみ
『聖なる夜に』
夜が輝きに満ちていく。
2009年11月12日 13:00 by Vodka
『真冬の白牡丹』
心地よい振動が眠気を誘う。
ふと、振動が止まる。冷気に頬を撫でられ目を開けた。
「次か。ぎりぎり今日中だな」
窓の外に目を向ける。車内の灯りは、夜のとばりをこじ開けるには至らない。
「あ」
白いものが視界を過ぎる。曇った窓を掌で拭いた。
大きな牡丹雪だ。見る間に雪片が視界を埋めつくす。
ドアが閉まり、電車が再び動き出した。
「昨日は言い過ぎた。……ごめん」
俺は携帯に打ち込んだ文面を眺めたが、送信せずに破棄した。
やっぱり、直接言わなきゃな。
携帯をしまい、その手で膝の上に置いた箱を撫でる。二人で食べるには大きなホールケーキ。
昨夜の別れ際はまずかった。あれからメールひとつしていない。おまけに、突然の残業で日付が変わる寸前。
「まったく、どうかしてる」
この状況で、彼女が部屋で待っててくれることを期待するなんて。
電車が駅に着いた。家に向かう俺の足は重い。
開けたドアの内側から、屋外よりも寒々とした闇が俺を出迎えた。
爪先で上がりかまちを探りつつ、手探りで電気をつける。
「ふう」
玄関に彼女の靴はない。わかっていてもため息が漏れる。
そろそろ、日付が変わる。
家の電話を確認する。留守番メッセージなし。
「風呂入って寝るか……ん?」
風呂に意識を向け、ようやく気付いた。水の音だ。
「あちゃー、もしかして蛇口閉め忘れたか」
今日はついていない。今までにない失敗をとうとうやらかしたのか。
あわててバスルームへ。
「あっ」
我ながら間抜けな声を漏らしたものだ。洗面所には丁寧に折り畳まれた彼女の服と靴。濡れた靴をここで乾かしていたのか。
バスルームの扉が開き、彼女が首を出した。
「おかえり。先にお風呂いただいてるわよ」
「おっ、おう。あのさ」
視線で問いかける彼女に、俺は締まりのない顔を向けていたのに違いない。
「昨日はごめんな。……今から俺も入っていい?」
彼女が髪を乾かしている間、俺はベランダから外を見ていた。
窓から漏れるわずかな灯りを反射して、真冬の夜闇にしんしんと舞い踊る白牡丹。
「湯冷めしちゃうよ」
背中が温かい。彼女の細い両腕が俺に巻き付いた。
「ありがとな。ここにいてくれて」
部屋の電気を消し、ツリーのコンセントを入れる。
俺たちの部屋が、クリスマスイブの光で満たされた。
2009年11月11日 19:51 by いき♂
『ベツレヘムの』
星を運ぶ天使さんです。
2009年11月11日 14:07 by いすず
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