食卓の風景
先日、自分の幼いころの食卓の風景を思い出しました。
幼いころの食卓・・・箸立てが置いてあり、フードがついた調味料置きが、おきっ放し。
冬には、みかんが並べられ。。。
そのテーブルを囲む、両親と、幼い頃の私と兄弟の悲喜こもごも。
父親が、不在のときだけの、特別のメニュー。
母と私と妹で作った記憶。無いと思っていた、穏やかな記憶。
突如修羅場に変わる夜。
布団をかぶって、泣きながら、心細くも眠れない夜をすごした日々。
食卓が、宴会場に変わるときもある。
大人たちの上機嫌な大きな声と酒の匂いが充満する。
その後の、喧嘩。。。（汗；
雑多なものの中で育ち、それもこれも、今は懐かしい気持ちと共に、
まぎれもなく今の私につながる記憶たち。
どれひとつ欠けても、今の私は無かっただろう。
そうやって、人生を食卓から眺めると・・・いとおしさが募る。
あのころ・・・一生懸命に生きていた両親がいた。
そして、必死に生きていた幼い私がいた。
そんな食卓の風景・・・
みなさんの記憶の引き出しを見せてください。
2010年01月12日 22:53 by りんりん
息子が中学生になって、再び不登校になり…ちょうど、１年ほど前に、当時お世話になっていた先生から「息子さんは、『家族』を知 らずに育っている。息子さんに、家族の団らんを、見せてあげて下さい。」と、言われたことがありました。
「家族団らん」…と、聞いて、頭に思い浮かんだのは、昔よくあった、ホームドラマに出てきた「家族みんなで、たわいもない話を しながら、楽しくごはんを食べている」そんな、あったかい食卓の風景でした。
でも、先生に言われて、はじめて気がつきました。
「私も、家族団らん、知らん…」。
ずっと、「家族団らん」を知らずに大人になっているはずのに、そのことを「忘れていた」のか、「考えもしていなかった」のか… 自分でもよくわかりませんが、先生の言葉に、大きなショックを受けました。
だけど、そのことが、息子の不登校に、何らかの影響を与えているのかもしれない…「自分の育ってきた家族」のことを、振り返ら なければいけないのではないか…先生の言葉が、自分自身を振り返るきっかけを、つくってくれたと思います。
私が育った家は、毎晩、両親が激しい夫婦げんかを繰り返す家でした。
そして、いくつぐらいからだったのか…はっきりした記憶はありませんが、食卓には、父はいなくて…いつも食卓を囲んでいたのは 、母と、私と、ふたりの妹の４人。
父は、いつも、遅い時間に、ひとりで食べていました。
それは、仕事で遅くなるから…という理由では、ないんだろうな…ということは、子供心に感じていました。
４人の食卓。
仏頂面で、ごはんを食べている母。
母を怒らせないように、びくびくしながら食べている私。
妹たちが、どんな様子だったのかは、記憶にありません…。
でも、書きながら、もしかしたら…それは、そんなふうだったと、私が「思い込んでいただけの記憶」なのかもしれない…と、思っ ています。
昨日、母が留守の時の、「父との食卓」の思い出を書いたのですが、それも、確かにあったけれど、それだけでも、なかったのでは ないかと。 【続きます】
2010年01月15日 22:38 by まるこ
何度もコメントしようかとしましたが、<食卓の風景>って私にとっては鬼門みたいです。
何度も思い出そうとするのに、意識が遮断されます。
うっすら記憶にあるのは箸の持ち方が悪いと、物を投げつけられた記憶。
残念ですが、私には楽しい食卓のイメージも暖かさも何も浮かびませんでした。
現在はオットと二人食事をとるのですが、なんせ二人とも食事らしい食事をしないので。。。
オットは小さい頃から一人で食事することが多く、会話を楽しみながらのんびりとはいかないみたい。私は私でおかずをちょっとし か食べないので。。。
そういえば昔みたいに花を生けることさえ最近していません。もっと心豊な食卓にしたいものです。
2010年01月15日 17:19 by 浅葱れん
幼い頃の食卓は ウチも こたつだったなぁ
そうそう 掘りごたつでした。
時々 そこは ワタシの隠れ家になったりして
大好きな場所だった。
今 思えば ほんとに小さな家（長屋）だったけど
こたつに座って 家の中が全部 見渡せるのも 好きだったなぁ。
「ごはん まだぁ～？」「ちょっと 待っててね～」
今日のオカズは 何かな・・と ワクワクしていた。
父が帰ってくるのを待って 3人で食卓を囲んで食べてた
母のつくる 肉じゃが おいしかった～♪
あの頃 住んでいた家の中、家の周りの事
けっこうしっかり 覚えているものだなぁ～と
自分で 思い出しつつ 驚いています。
こたつの上に、ご飯とお味噌汁と魚肉ハンバーグを薄く切って焼いたもの。
それだけでした。
座る場所の後ろには、衣類などが雑然と置かれ...。
貧しかった家の食事は、いつもそんな感じ。
貧しいことがすごくいやだった。
今でも魚肉ハンバーグ＝貧しさの象徴みたいになってます。。
だから、今は毎日おかずを２品以上は作ります。（あたりまえ？？？）
でも...。
今は家族の好みであまり買わないけど、今でも魚肉ハンバーグ好きなんです。
白いごはんと相性が良くて、おいしかったんだなあ。
おとうふのお味噌汁も大好き。
その時は、貧しいなんて感じずに、素直においしいな～と食べていたんだ。
ひざの上には、大好きな猫たちがいて。
４人姉妹と母とで、テレビを見ていました。
