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物書きの一歩

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リレー小説板【1】

 ども、野崎yです。考案者ということでスレ立てしました~。説明、ルールは以下から。

 ◆ ◇ ◆ ◇

【ルール】
・ネタあり、シリアスあり
・一行からの書き込みが可能
・書く人の順番は自由
・板が6ページに達した時点で終了 ※書き込みが51に達した時点で


【禁止】
・連続投稿禁止
・18禁ネタ禁止
・分かりづらい専門用語禁止

 ◆ ◇ ◆ ◇

 テーマ:夏

2010年07月22日 14:54  by 

コメント一覧 32件中、21~30件表示

  • 「くっ……力の暴走が抑えられないっ!」
     そんな一言が思い浮かんだが、叫ぶ気にはなれなかった。ただ、自分の姿を見て、唖然とするだけである。
     みるみる内に侵食してくる《赤》。
    「お……い……」
     不思議と痛みはない。あるのは、蓋に触れた部分のみ。
     男は、侵食してくるそれに恐怖を抱きながらも、どこか満足感にも似た感情が自分の中にあることを感じていた。

    2010年07月29日 17:24 by 人鳥

  •  そう、ただの《火傷》であるはずだった。
     浮かび上がったマンホールの横を通り抜け、やっとの思いで自宅にたどり着いた男はそのままシャワーを浴びようと服を脱いだ。
    「……何だ、これ」
     少し前、マンホールの上に置いた手の色が赤く変色していた。それもただ色が変わっているだけではない。マンホールの上に置い た手の平よりも上、二の腕までもが赤く染まっている。それは、呆然とそのさまを眺めている内にも広がりを見せた。

    2010年07月29日 17:04 by

  •  途端に、刺すような痛み。
    「熱っ!」
     真夏のマンホールの蓋。熱いのも当然のこと。浮いていようがいまいが、それに変わりはなかった。
    「火傷か…」
     さっさと家に帰らなければならない理由が、また増えてしまった。

    2010年07月29日 16:45 by 佐倉いろは

  •  角を折れたその先でもマンホールの蓋は例によって浮いていた。一直線と見通しが良いので、一枚どころか三枚も浮いている状況。
    「……そろそろ慣れてくるぞ」
     はたして珍妙愉快なこの光景に慣れてしまって良いのかが疑問だ。
    「なんでこんな状況になっちまったんだ、もっと普通の町だったよな」
     自分に言い聞かせ、そして最も手近にあったマンホールの蓋に近づき――
    「こんなの、ありえんだろう」
     マンホールの蓋の上に手を置いた。

    2010年07月28日 01:17 by

  • 「なんだ? 今日はマンホールの蓋が浮き上がる日なのか……?」
     生まれて今まで、このような現象を見たことがない。
    「どうなってるんだ? もしかして、暑さのせいで狂っちまったか……」
     周囲の人を見てみるも、みんなマンホールの蓋が浮いていることに気付いてないのか、気付いていて、まるで気にしていないのか 、平然とその横を通り過ぎていた。
    「…………」
     そうだ、これは蜃気楼だ。うん。そうだ。
     絶対におかしいと思いながらも、あまりかかわりたくない。かかわったところで、どうしようもうない。
     とりあえず男は、二枚目にも何もせず歩きだした。

    2010年07月25日 15:51 by 人鳥

  •  なるべくマンホールに目を向けず、その横を通り抜ける。男はしばらく何もなかったように歩くと、一つ先の角を曲がったところで 走りだした。
    「おぉぉおっ、怖ッ!」
     率直な感想と共にマンホールの浮いていた場所から離れる。いくつかの道を曲がり、息が切れたところで足を止めた。
     ――男の前に、マンホールが浮いていた。
    「……二枚目」
     意味が分からないまま呟く。ふと、元きた道へ振り返るとそこにはさっきのマンホールが浮いていた。

    2010年07月25日 09:11 by

  • 「つまりはこういうことだ。現実に起こり得ないことがファンタジーなら、マンホールの蓋が宙に浮くということは、すでにファンタ ジーではない」

    …聞きたかったのはそういうことじゃないんだが
    一瞬そう思ったが、男はもう我慢がならなかった
    マンホールの蓋も謎の解説も無視して、家に帰ることだけに集中する

    2010年07月24日 22:58 by 佐倉いろは

  • 男は目を疑った。何度も見直して、目をこすり、ほおをつねった。けれど、そのマンホールは宙に浮いていた。
    「何かあると思ったが、まさかマンホールの蓋だったとは……」
     水が噴き出してきているわけではない。そんなギャグなことは現実には起きない。ただ、ものすごくファンタジーなことが起きて いた。
    「だ……誰か……状況の説明を求む……」
     答えを期待しているわけじゃない。だけど、心の声が漏れていた。

    2010年07月24日 18:15 by 人鳥

  •  真っ直ぐ進んだところで男は足を止めた。目を見開き、それを否定するように目をこすった。ゆっくりと瞼を持ち上げて再び確認す るが、やはりそれは現実だった。
    「……なんだコレ」
     宙にマンホールが浮いている。

    2010年07月24日 13:09 by

  • 右か…左か…
    前か、後ろか
    はたまた上か下か
    三次元に生きていて良かった
    二次元ならこのうちの二つの選択肢が消えるんだからな
    一次元なら逃げる術もない
    …それは置いといて
    急がば回れっていう諺もあるくらいだ
    よし
    ここは直進だな

    2010年07月23日 23:45 by 佐倉いろは

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