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なぜあなたは作品をつくるのですか?

はじめまして、zz...と言います。
音楽をつくって、美術や本や日々の思索を書いています。

積年の疑問なのですが、なぜ人は表現活動をするのでしょうか。
というところで、なぜあなたは作品制作、表現活動をするのですか?

プロ、アマ、趣味問わず。よければお聞かせください。

こう思うのも、自分が音楽をつくっていて、
売れたい、多くの人に聴いてもらいたいという事が何故か無いからです。

自分が自分として、表現したい形やニュアンスを音楽にしたいという気持ちだけです。
それで納得できれば、良いような気がしますが。それは不可能なので、
一生やってくんだろうなと思っています。
自己満足の為といえば聞こえが悪いですが、その通りとも思います。

ただ、アウトサイダーアートや日本画での文人画・南画のスタンスに
共感を覚えています。あれをただの自己満足と呼べないでしょう。

作品の強度は、自己陶酔の強度でもあるように感じている反面、
共感を得たい気持ちももちろんあります。
ほら、スパイラルです。

という事で、みなさんがなぜ作品をつくっているのが知りたくなったんです。
よろしくおねがいします。

2008年08月03日 15:03  by zz...

コメント一覧 5件中、1~5件表示

  • 私も皆さんと同じように
    創作してはじめて自分が人や社会とちゃんと
    コミュニケーションとてれているような気がします。

    そこに生きがいを感じる。

    今は絵を描くことを生活の100%にしている私は
    それで生活をなりたたせないといけないので
    なんでも自分が作りたいものだけつくればいいわけじゃないし
    自分がいいと思うだけじゃいけない、
    それらのしがらみが苦しくて辛いこともありますが
    またそれが新たな階段になってまた一つ新しい世界に上がっていけた時は何者にも変えられない快感があるからやめられない
    もう一度味わいたくなってしまうから作ることをやめられない。

    自由な創作
    仕事の創作
    私はどちらもお互いに出来ない表現の仕方があるのでどちらも好きですよ。

    2008年09月28日 18:54 by

  • maeさん。コメントありがとうございます。

    コミュニケーション。
    そうですよね。人に共感してもらえた時の喜びは、
    作品ができた時より大きいと思います。
    そして、人から共感をもらったり、人の作品に刺激をうけて、
    モチベーションを保つ事ができるんだと思います。

    理解や共感をくれる人がいて、はじめて作品が成り立つ
    自分もそう思います。
    ただ、自分が描きたい形を達成するのが前提で、
    人を意識しすぎて、そこがぼやけるのを恐れています。
    ただ、最終的には、人に聴いてもらって、何かを受け取って欲しいです。

    職場にデザイナーが多くいる所で働いていて、
    デザイナーやADと話をする事が多いのですが、
    デザインは、多くの人により良く伝える事が大事、と話しています。
    伝えたい事を、整理して、意図する理解を得るようデザインする。
    素敵な仕事だなと、よく思います。

    職業としての創作、個人としての創作。
    ここの振る舞いの違いもよく考えます。

    話がそれてしまうんですけど。
    >電話しながらメモ帳にぐりぐり落書きしたことありませんか?
    これしょっちゅうやってます。脳内整理だったんですね。
    さっき自分の所に書いた記事とのシンクロにちょっと驚いています。

    2008年08月18日 23:24 by zz...

  • 初めまして、デザイナー志望のmaeと申します。

    私は表現活動することにより他者から理解や共感を得たり、感動の共有をすることが可能だからこそ創ったり造ったりするのだと 思っています。

    私はデザインの専門学校にて「自分たちデザイナーはビジュアルによってコミュニケーションしている」と何度も言われました。

    卒業して、初めて賞や仕事をいただきコミュニケーションすることの素晴らしさや大変さをやっと実感しました。

    人はこうやってコミュニケーションすることで成長していくのではないでしょうか?

    私は音楽制作や造形には全くの素人ですが、目的も無いまま創作することもよくありますよ。
    電話しながらメモ帳にぐりぐり落書きしたことありませんか?
    私見ですが、あれは自分の脳内を整理するために無意識でやってるんだと思ってます。

    好きなことはどうしてもやめられません!
    表現する場があるのでしたらどんどんやっていったほうが良いかと思います。

    2008年08月18日 14:56 by mae

  • タカダ朔陽さん、レスありがとうございます。
    真摯なコメント嬉しいです。

    生きる理由の維持。素敵ですね。
    生きる理由と創作の理由が同じなら、すごく強いと思います。
    好きだからっていうのは、シンプルで、本質のような気がします。
    創作のために、ストレスを抱えるのは本当に好きじゃないと、
    ならないと思います。いろいろ考えてしまいました。

    書いていただいた事は、全くその通りに感じています。
    自分の制作行為を美化したくなくて、自己満足って言葉を選びました。
    読む人に悪い印象を与えるのが恐いなとも思ったんですけど、
    言葉のイメージとは別に、この言葉が適切だろうと。
    人に聴いてもらって楽しんだり、何か思ったりして欲しいです、もちろんです。

    人生を音楽に使おうって決めたものの、
    甘ったれたところが、抜けきりません。本当は好きじゃないのかもと。
    そうこう考えながら、続けてくんだろうと思ってます。

    難しく考えるわりに、楽観的なのでホントのところは、
    心配してないんですけど、
    どこか欠けているような感覚があって、他の人がどう考えているか
    知りたかったです。

    コメント有り難いです。ありがとうございます。

    2008年08月05日 23:23 by zz...

  • こんにちは。
    管理人です。
    まだ未熟なので、偉そうに言える立場ではないですが、今の考えをここに記します。

    zz...さんの言われることは、zz...さんの気持ちを素直に記されていると思います。
    自己満足ですよ。共感も欲しいですよ。
    いいんじゃないでしょうか、それで。

    人の為に創るというのはまた話が違ってきますが、基本的に自分の為に創るとするのであれば、自己満足でも自己陶酔でも、何で もいいと思います。
    共感者が欲しいのも当然ともいえます。居なければ寂しいものですし、不安にもなりましょう。
    僕も、好きな人にだけ好きになっていただければいいと思ってますし、そのような方が多ければ、それに越したことはありません し、素直に嬉しいものです。

    自分が何のために創ってるのかわからないのであれば、それを求めるために創ることも一興かと思います。
    答えを出すのに焦る必要もないですし、考えや価値観などは移り変わるものだと、僕は思ってます。
    また、その中でどこか矛盾を生じたとしても、それは間違いではないと思います。

    ちなみに僕が創作する理由は、生きる理由を維持するためです。
    とはいえ、創作を失くしたとして死ぬわけではないでしょうが(死ぬ理由もないですし)、生きていてもただただ機械的に生命を 維持するくらいのもので、動いてるか止まってるかくらいの差です。
    そして、創作のきっかけは、幼少から図画工作、美術などつくることが好きだから。その一言に尽きます。
    正直、創作の為に生活を捨ててから、描くことにより真面目というかより意識を強く持つが故にストレスを抱えたりもしますが、 それでもやめないのは好きだからでしょう。

    というのが、僕の考えです。
    取り留めもなくすみません。

    2008年08月04日 19:59 by 夕力夕゛朔陽