百物語、やらないか?
夏だ!アレだ!百物語だ!!
以前やりたいと言っていた企画がこれだよ!
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設定としては、
【幻想郷の住人達が3~4人あたりのチームに分かれて百物語を披露する物語】
ということで。
詳しくは募集締め切り後に玉露からお知らせします!
以下、募集要項です( ^^) _旦~~
①参加者募集
※このトピックに参加してくだされば参加OKの意思表示と受け取ります
所属するキャラクター群を選択
次の中から各自一組選択してください。
★今回は「選択したキャラクター群視点の語り」という設定になります。★
★ただし、選択したキャラの内輪ネタを書く必要はありません!★
★永遠亭(えーりん・かぐや・うどん・てゐ)
★紅魔館(レミィ・咲夜・パチェ・めーりん)【ろーぜんさん】
★地霊殿(さとり・おくう・おりん・パルスィ)
★守矢家(早苗・諏訪子・キャノ子)【Rubbyさん】
★白玉楼+α(ゆゆ様・妖夢・紫・橙)←藍はお留守番【にゃぶやさん】
★妖怪の山(文・椛・にとり・雛)【ツエーリ氏】
★バカルテット(チルノ・みすちー・大ちゃん・ルーミア)【ゆるりさん】
★季節組(レティ・リリー・秋静葉・ゆうかりん)
★妹同盟(こいし・フラン・稔子)【氷野さん】
★酔っ払い組(スイカ・霊夢・魔理沙・アリス)【東雲氏】
★月組(レイセン・綿月豊姫・綿月依姫)【玉露】
★幼女組(えーき様・三月精・あっきゅん)
★大人組(こまち・けーね・もこう)【かるはさん】
★旧作組(夢見・ちゆり・夢子・神騎)
飛び入り大歓迎ですw
いつでもどうぞw
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更新分のまとめ【編者:Rubbyさん】
http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=108719
順番はそれでOKです。
自分もいつでもOKです
オレは怪しい日はありません。
順番はいつでもOKですよ~
そして、FC2小説にするならオレが引き受けますよ。
ずっと国内にいる……というか、しがない中学生なので。
2011年07月17日 11:41 by Rubby
イィィィィィィィィィィィィィィィィィィノック。
良いよ。
http://sozaiyagyokuro9photo.blog112.fc2.com/blog-entry-126.h tml
↑百物語上げてみました
うーん、それじゃあ東雲氏と氷野さんは後半にやってもらった方がいいかな…
順番は後半でもおk?
あぁーっと、7・18~8・4は無理だな~ん。
俺も自分のブログに公開しようかしら。
配役の件についてはええぞ!
①について、レポート課題や期末テスト等がある都合上、7/17~8/4の間は参加できません。8/5~は問題なく参加できま す。
②について、まだはっきりとは決めていませんが、自分のサイトに公開する予定です。
とりあえず第零話↓
んで、決めておきたいのは2点ほど。
① 東雲君が言っている通り、海外組をどうしようということ
② 零話で解る通り、分割しないと上げれないので、他の発表場所を考えるとか
①については先に都合の悪いタイミングを言って下さい。
それで順番など決めましょう。
ちなみに自分は8/13~9/14は怪しいですん
②は、今のところ出来上がり次第自分のサイトに上げて、そのページのリンクをここに貼る、とか…
FC2小説で纏めるといった方法もありますが、その場合国内にいる方に立ちあげをお願いしなければ。。
――夏。
幻想郷にも夏がやってきた。
川には括り付けられて冷やされている西瓜、
里には「氷」の看板が立ち並んでいる。
外の世界で幻想と化したものが流通している幻想郷ではあるが、
もしかして外の世界から暑さまで幻想入りしたのではないかと思うほどの暑さだった。
「あっついわねぇ・・・」
ここ、幻想郷の端に位置する博麗神社。
その管理人兼住民の博麗霊夢はすっかり暑さに負けていた。
「今年の夏は暑いわ~・・・異変かしら・・・」
「流石にそれは無いだろ・・・しかし暑いぜ・・・」
同じく、横でかき氷を食べている霧雨魔理沙も項垂れている。
「チルノ呼ぼうぜ・・・やってられん暑さだぜ・・・」
「というかレティ呼んだ方が早いわよ。でも、魔理沙って氷の魔法使えなかったっけ?」
霊夢の指摘に、魔理沙は顔をポリポリ掻きながら答えた。
「ああ、コールドインフェルノか・・・めんどくさいのぜ・・・」
「め、めんどくさいって何よ・・・」
幻想郷の異変を解決してきた2人だったが、
流石に異変並みの暑さはどうにか出来ない。
「な~んか涼しい事無いかな・・・」
―――ゴオッ!
「あやややや・・・バテてますねぇ」
夏に項垂れている2人の人間の前に、
突風と共に一人の少女が舞い降りた。
・・・烏天狗の射命丸文だった。
「さっきの突風もう一回やってよ・・・風操れるんでしょ?」
「勘弁して下さいよ・・・それよりも今日は用事がありまして」
一通り喋り終えると文は腰のポケットに入れていた小さな紙を取りだした。
「これを配達に来たのですよ。ほら、魔理沙さんの分も。」
「なんだ、宴会か?」
そう言いながら魔理沙は文から受け取った紙を開いた。
「三途ビーチ・・・夕涼み百物語会?」
文章を見て魔理沙は驚き、霊夢を見る。
「おいおい・・・三途ってことはもしかして・・・」
「ええ、場所は三途の河の河原です。」
魔理沙の顔から血の気が引いて行くのが分かる。
「ま、まさか窃盗罪で私を捕まえる口実なんじゃぁ・・・」
「そんなことは無いですよ。ほら、主催者を見てください。」
「はく・・・ぎょくろう・・・白玉楼!?」
「一応魔理沙にも【窃盗】っていう概念があったのねぇ・・・」
クスクスと笑う霊夢を見て魔理沙は頬を膨らませた。
「か、借りているだけなんだぜ・・・永遠に・・・」
「まぁ、場所は三途の河ですがね、主催者だけは白玉楼なんですよ。」
一通り説明を終えると、文はにこりと笑って2人を見た。
「どうです?行きませんか?」
「まぁ、私は行ってもいいぜ。暇つぶしには丁度良さそうだからな。」
「私は・・・う~ん・・・」
今までにこういった暇つぶしの集会なんてのは数多くあったが、
三途の河で行うのは初めてのことだった。
三途の川のある地獄、是非曲直庁の主である四季映姫がそういった事に興味が無さそう、
といったのも今まで何も開催されなかった原因である。
「まぁ、場所提供をした奴が誰だかわかるのが安全なポイントかもしれないな・・・」
「奴しかいないでしょうね。映姫がそんなの許すはずないもの。」
「私もそう思います・・・」
「小町だな・・・」
「小町ね・・・
「小町さんでしょう・・・」
三人共の声が重なって一人の死神の名前を読み上げる。
「とりあえず、今から行きませんか?実はもう時間がないので・・・」
魔理沙と霊夢は互いの顔を見て、頷いた。
「まぁ、料理位は出るでしょ。おみやもね。」
「冷えたスイカとキノコも頼むぜ!」
その返事を聞くと射命丸は嬉しそうに笑った。
「ええ、では行きましょうか。もう皆集まっている頃ですし。」
そういうと、三人は霊夢の家の縁側から、空を仰いだのであった。
――― 一方、地獄にて
「映姫様~中有酒造から彼岸ビール一ケース届きました~領収書切ってくださ~い」
「はいはい。小町、ちゃんと復刻版の方でしょうね?」
「勿論ですよぉ。ほら、書いてありますよ。」
「判りました。それじゃ、そこらへんに置いておいてください。」
「わっかりました~」
自分のイベントの提案に、珍しく映姫は説教一つしなかった。
いつもならば「悔い改めなさい」等と説教されるのが常であるというのに。
「(なんか・・・あったのかな?)」
どこか変な感触を感じ得ない小町であった。
会場の設営も進んでいる。
向こう川の岸の花も、いつもより綺麗に見えた。
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