出欠をとりま〜す! 連作「地球最後の一日」
皆の書いた文章が読みたいです。
チェックはしてるけど、書くのはどうも・・・という人が居るなら、無理やりにでも何か書いてもらいたいです。
で、限りなく縛りの少ないリレー"風"作文「地球最後の一日」というトピックを提案します。
ある日、人類の誰も気付かなかった原因により、地球はこの宇宙から消え去ります。
その最後の1日、あるいは最後の数分、数秒、その時地球のどこかで起こった事を書いてください。
トピックへの投下は一人一回のみ。
前の人の作文に続けるリレー方式もアリ。
前の人が露骨にリレーしたがっている終わり方をしていても、無視して別の話を書くのもあり。
個々の作品がタイトルに関係する内容である必要はありません。
まとめて読んだ時に、サスペンスあり青春あり毒吐きあり、でもその全てが地球最後の一日の風景なのだなあ、と思いながら読め れば楽しい、と、それだけの思い付きです。
1行でも2行でも構いません、「出欠」への返事だと思って書いてください!
2008年05月09日 11:17 by 石瀬醒
「ほら、当たった」
隣で大塚が呟いた。
「なにが」
「ほらほら、ここに書いてあるじゃない『享楽の城は銀の戦車に蹂躙さる』って」
「まてまて、俺達の享楽の城は近所のコンビニか?」
「なあ、やっぱ当たるんだよ、この『滅びの予言』は」
大塚は食い入るようにA4ほどの紙に目を走らせている。
「ゲーセンのマシンに生年月日やら血液型やら入れて出てくる紙にお前はどこまで期待してんの」
俺は奴の頭を軽くはたいた。
しかし、大塚はそれに全く反応せずに、興奮した口調で言い出した。
「おいっ!『処女〔おとめ〕は戦車の轍に拉がれ』って書いてあるぞ!」
「何?それどういう事?」
「あの車に誰か轢かれてるってことじゃね?」
占いは信じなかったが、コンビニに突っ込んだ銀色の車の車輪の下に居る女の子のイメージに、俺の身体が反応した。
「行くぞ!」
まだ見物人も、もちろん救急車も来ては居ない。
俺達は散らばったガラスを踏んで、混乱した店内に足を踏み入れた。
2008年05月12日 10:59 by 石瀬醒
「ノストラダムスだって外れたじゃん。信用できるかよ」
俺は笑いながらコンビニに向かった。
だが、いつものコンビニには凄い人だかりができていた。
なんだあれは。車が突っ込んでる。
一体どうしたんだ?
2008年05月10日 10:55 by いき♂
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