コンビニ・スコップ・二丁目(三つのお題)
三つのお題、第二弾!!
ここでは、お題として出した三つの言葉を全て文章の中に組み込んで、小説っぽいものを書いてみてくださいな。
お題
・コンビニ
・スコップ
・二丁目
長さは自由です。常識の範囲内で(笑)
それから、3つの言葉を使う順番は、問いません。
あと、例えば、「コンビニエンス・ストア」とかでも、お題消化!
一人、何回書き込んでもオッケー♪
他の人が書いたものに対する感想の書き込みも、ご自由に〜♪
……なんか、今、お話が思いつかないので、私も後で書き込みます〜(苦笑)
2007年10月14日 20:57 by もみじ
うわぁ。若干書き直したい部分あるんだけどなぁ。(がっくり
編集できねぇ……。
まぁいっか。下手な文章だし……。
2007年10月19日 07:39 by 見習猫シンΨ
『親友』
町が一望できる唯一の場所。
山の頂にある展望台で待ち合わせをしていた。
成人式で翔太と海斗は久しぶりに会話をして、
懐かしの展望台で日曜日の夕方に会うことにしたのだ。
翔太はすまなそうにして声をかけた。
「悪い! またせたな」
海斗は町を眺めながら言う。
「あぁ、気にすんなよ。久しぶりにここにきたけどさ。
色々な思い出が頭を駆け巡ってさ……時間なんて忘れてたよ」
「そうそう、色々あったよなぁ……」
二人は黙って町を眺めた。
カラスが沈黙を破るように鳴くと
町を眺めているだけの自分達に顔をあわせて少し苦笑いした。
翔太は思い出したように海斗にうす汚れたスコップを見せた。
「これさ、さっき2丁目で拾ったんだけどさ」
海斗は笑った。
「えらく、汚いスコップを拾ったな。そんなん拾ってどうすんだよ?」
翔太は少し笑うと淡々としゃべりだした。
「俺達ってさ。本当、幼稚園の頃からさ。
二人でいつも一緒だったじゃん。
こんなスコップもってさ、二人で砂のお城をさ何時間もかけてつくったりさ。
小学にあがったら、落とし穴つくってさ。先生に怒られたこともあったな。
そうそう、中学の時はさ、秘密基地作りに凝っててさ。
あやうく山火事にしそうになったりもしたよな。あんときは冷や汗ものだったよなぁ。
……でもさ、高校は別々になってさ。そのうちあわなくなったよなぁ」
「あぁ……」
「俺さ。海斗のこと一番の親友だと今も思ってるよ。
お前とならさ、なんでもできそうな気がするんだ。
それでさ、今、町見てて思ったんだよ。
この町さ、古い店ばっかだろ。
一緒にコンビニ経営やってみないか?」
海斗は笑って言った。
「まぁた、突然だな。かわってねーな。そういうとこさ。
でも、翔太といる時が俺も一番楽しかった気がしてるんだ。
その話乗った。二人でコンビニ作るのもいいかもな」
「さすが。親友!」
二人は少年時代の目で町を一緒にまた見渡した。
2007年10月19日 07:33 by 見習猫シンΨ
なんか、よく分からないうちに、こうなってました。
二丁目が、かなり無理矢理……(笑)
しかし、やっぱり、ハムスターとか出したほうが書きやすいかも(笑)
2007年10月17日 23:17 by もみじ
場末の酒場ですか、このコンビニは(笑)
なんか、カウンターの隅で昔語りしてる老人みたいな常連客居るし。
最終的になんか主人公かっこよくなってるし。持ってるのスコップのくせに(笑)
スコップ一つで伝説の犯罪王に登り詰める主人公のシリーズ化希望w
2007年10月17日 08:59 by 石瀬醒
コンビニに、スコップを持って強盗に入った。
金に困ってのことだった。
店長は、俺がスコップを振りかざすと、とても悲しそうな目をした。
「なぜ、そんな目で俺を見る?」
俺は店長に問いかけた。
店長は小さく首を振るばかり。
そんな俺たちの様子を見かねた客が、店長に助け舟を出した。
「店長さんは今じゃコンビニの店長なんぞやっているが、昔は大の悪人でな、この辺り一帯を仕切ってたのさ」
俺は思わず店長の顔を見た。
こいつが!! この、人の良さそうなじいさんが……!?
「人は見かけによらない、というのはこのこと。しげさ……いや、店長さんは、若い頃から、外面だけは良かった」
店長は遠い目をしていた。
俺はここぞとばかりに、用意した袋にレジの中の金を詰め込んだ。
「しかし、そんな外見とは裏腹に、やることは非情、卑劣。この辺りの人間に、それはそれは恐れられたものさ」
客は当時のことを思い出したのか、小さく身震いした。
その目は熱っぽく、いつかの過去に向けられていた。
「ところが、そんな店長さんの天下にも終わりがやってきた。ある日、二丁目のさぶちゃんが大慌てで……」
俺は金を入れた袋とスコップを手に、静かにコンビニを後にした。
2007年10月16日 21:22 by もみじ
石瀬醒 さんのお話しよかったです。
思い出が永遠に埋まってるってかっこいい!
しんも考えたいけど、
自分のブログのジョークを考え付いてないので、
時間できたら考えマース!
2007年10月16日 10:33 by 見習猫シンΨ
なんか、僕がヘンなもの書いて雰囲気壊してる感があるような気がしたので、いい話を目指してみました。
・・・余計トピックを荒らしてますか?(汗)
2007年10月16日 09:51 by 石瀬醒
電柱に貼られた小さなプレートには、高木町2丁目17番地と書かれていた。
高木町なんて、ほとんど田んぼだったじゃん、とアタシは思う。
たった7年なのに、変わってしまった。
アタシが小2から小4まで、2年足らずを過ごした土地。
短い間で、友達もほとんどいなかった。
加藤サトシ君と言う大親友を除いて。
もっとも、母と兄はそのサトシ君もアタシの空想が生み出した友達だと言うんだけど。
写真もないし、小学校の名簿なんかも無くなっちゃってて、アタシも、そうなのかな、って思いかけてた。
でも、一昨日、アタシは思い出したんだ。
アタシが引越す直前に、サトシ君とタイムカプセルを埋めたことを。
この町の神社の森に。
それで、早速一人でやってきたんだ。
なのに、すっかり道に迷ってしまった。
せめてコンビにでもあれば地図を見られるのに。
どこまでもどこまでも続く新興住宅地。
と、アタシは道端に赤い幟が立っているのに気付いた。
生田目神社と書いてある。
あった!
アタシは、幟の列を追いながら、ウェストポーチからスコップを取り出した。
角を曲がる。
神社があった。
でも、こんなに小さかったっけ?
アタシ達の森はマンションの駐車場に変わっていた。
アタシの手からスコップが滑り落ち、カラカランと、乾いた金属音を辺りに響かせた。
でも、大丈夫。サトシ君が居たことはアタシが知ってるから。
そして、すぐそこの地面の下に、アタシタチの時間が、永遠に埋まっていることも。
2007年10月16日 09:43 by 石瀬醒
>石瀬さん
確かに、一度きりの反則ですね……。
でも、面白いから、良いんじゃないですかね?(笑)
2007年10月15日 20:26 by もみじ
「二丁目のコンビニでスコップを買う」
僕は首を傾げた。
冬物を押入れから出してポケットを探ると、そんな一行がぽつんと記されたメモ用紙が出てきたのだ。
もちろん、何のことか分からない。
自分の筆跡のような気はするが、こんなことを書いた記憶は無い。
それに、よく考えると内容も不自然だ。
買い物メモにしては、「二丁目のコンビニ」と言うのがおかしい。
単に「コンビニ」でいいし、店を特定したいなら普通は「駅前の」とか「公園そばの」とか言うはずだ。
もちろん、「二丁目のコンビニ」と聞いてすぐに思い浮かぶ店舗も無い。
それに、普通コンビニでスコップは売ってない。
何かの暗号か?
二…コ…ス…
いや、僕はカード類は持っていない。なんでニコスを暗号めかしてメモしなきゃいけないかも思いつかない。
もしかしたら、僕はコンビニでアルバイトしてる女の子を殺してしまって、それをスコップで二丁目の公園に埋めたりしたんだろ うか?
そしてその記憶を自ら封印したが、無意識のうちにメモにしてポケットに入れていたとか?
それとも、これはその事件を目撃していた人間が脅迫のために僕に渡したものなのか?
その脅迫者も、また僕が殺してしまったのだろうか?
それとも…まさかと思うが…
誰かに「・コンビニ ・スコップ・二丁目」を使って三題話を作れとか言われて、取り敢えずメモしたものだったりするのだろう か…
神様、たった一度の反則とお赦しください…
2007年10月15日 03:30 by 石瀬醒
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