迷路・鍵・雨(お題小説)
三つのお題、第三弾!!
ここでは、お題として出した三つの言葉を全て文章の中に組み込んで、小説っぽいものを書いてみてください。
お題
・迷路
・鍵(カギ)
・雨
長さは自由です。常識の範囲内で(笑)
それから、3つの言葉を使う順番は、問いません。
あと、例えば、「合鍵」「雨水」等でも、お題消化ということで〜。
一人、何回書き込んでもオッケー♪
他の人が書いたものに対する感想の書き込みも、ご自由にお願いします!
2007年11月09日 11:26 by もみじ
ゆーきさん
了解です!(笑)
2007年11月13日 10:18 by もみじ
>もみじさん
作戦では無いですが、これも経験ということで!!
前言撤回で残しておいてくださいΣ(ノ∀`*)
2007年11月12日 22:31 by いつき
ゆーきさん
本当に、削除しちゃって良いのですか?
せっかくの作品、なんだか忍びないのですが……。
あえてお題を一個無視するという、作戦だったとか(笑)
……すいません、調子に乗りました。
どうしても、と言うのであれば仰っていただければ削除しますので〜。
2007年11月12日 21:21 by もみじ
えー、付けるなら全員の作品にコメントを付けないとカドが立つとかそういうこと思っちゃうと、コメントを付ける事自体おっかな びっくりになってしまいそうなので、書きたい作品の感想だけ書きます。
ついでに、僕も自分の作品だけ飛ばされて感想を書かれていたとしても、それは記者の好みと僕の作品が偶々合わなかったんだ と解釈しますので、御座なりに誉めないでOKです(笑)。
有さんの作品、「非常用」の表示と"僕”の「非常口だ」という発言、いいですね。
こういう自然なミスディレクション大好きです。
そこでねこがさんは、挑発的な作品をバンバン上げてきますねぇ。
技術的な挑戦だけでなく、情動的に揺さぶりをかけてくる。「あえて」の捨て身キャラなのか、ほんとにキレた人なのか、そこか ら仕掛けてる(勝手な解釈ですがw
)のがすごいです。
たろすけさんも、ある意味相変わらず捨て身で(w)、素敵です。
2007年11月12日 13:28 by 石瀬醒
電柱に貼られた小さなプレートには、高木町2丁目17番地と書かれていた。
高木町か・・何度も通ったのに、7年前と全然変わってないのに、相変わらず道がわからない。
城下町の、迷路のように入組んだ通りは、その設計思想どおり、今もよそ者を阻み続けている。
ここは、アタシが小2から小4まで、2年足らずを過ごした土地。
短い間で、友達もほとんどいなかった。
加藤サトシ君と言う大親友を除いて。
もっとも、母と兄はそのサトシ君もアタシの空想が生み出した友達だと言うんだけど。
写真もないし、小学校の名簿なんかも無くなっちゃってて、アタシも、そうなのかな、って思いかけてた。
でも、一昨日、アタシは引き出しの奥に小っちゃな鍵を見つけたんだ。
それは、アタシが引越す直前に、この町の神社の森にサトシ君と埋めたタイムカプセルの鍵。
それで、早速一人でやってきたんだ。
なのに、すっかり道に迷ってしまった。
せめてコンビにでもあれば地図を見られるのに。
どこまでもどこまでも続く同じような古い屋敷。
ため息をついた頬に、ぽつり、と冷たい物があたった。
見上げると空には厚い雲が渦巻いている。
この上、雨?
と、アタシは道端に赤い幟が立っているのに気付いた。
生田目神社と書いてある。
あった!
アタシは、幟の列を追いながら、ウェストポーチからスコップを取り出した。
角を曲がる。
神社があった。
でも、こんなに小さかったっけ?
アタシ達の森はマンションの駐車場に変わっていた。
アタシの手からスコップが滑り落ち、カラカランと、乾いた金属音を辺りに響かせた。
でも、大丈夫。サトシ君が居たことはアタシが知ってるから。
そして、すぐそこの地面の下に、アタシタチの時間が、永遠に埋まっていることも。
ネタに詰まってコンビニスコップの自作品の再利用です。(笑)
2007年11月12日 13:03 by 石瀬醒
『論誤』
(原文)
弟子問、学道即如迷路。
吾未見其究。
如何能為如子乎。
子対曰、譬雨降則思如何。
弟子曰、濡人悪所、以吾願早晴哉。
子対曰、可也、而田耕以業者何雨不願。
即解万事己也。
汝恥徒勿。
其意思所学、而得理鍵也。
弟子問、少子是哉。
子曰、是、今亦如斯鄙事也。
(書き下し文)
弟子問う、学の道即ち迷路の如し。
吾れ未だ其の究みを見ず。
いかんすれば能(ヨ)く子の如く為らんや。
子対(コタ)えて曰く、譬(タト)えば雨降りて如何思う。
弟子曰く、濡れるは人の悪(ニク)む所、以て吾れ早く晴れんやと願う。
子対えて曰く、可なり、而(シカ)して田を耕し以て業とする者は何ぞ雨を願わざらんや。
即ち万事を解せしむるは己なり。
汝徒(タダ)を恥じる勿(ナ)かれ。
其の意思う所こそ学であり、理を得る鍵なり。
弟子問う、子も少(ワカ)くして是(カ)くたらんや。
子曰く、是(ゼ)、今も亦(マ)た斯(カ)くの如き鄙事(ヒジ)なり。
(現代語訳)
弟子は先生に聞いた。「学問の道はまるで迷路のようです。私はいまだにそれを極める事ができていません。どうしたら先生のよ うになれるでしょうか。」
先生は答えた。「例えば雨が降ったときあなたはどう思いますか。」
弟子は言った。「濡れてしまうのは誰だっていやなものです。だから私は早く晴れてほしいなあと思います。」
先生は答えた。「その通り。しかし農業をしている人にとって雨は天からの恵みでもあります。つまり物事をどのように解釈する かは全て自分次第なのです。無駄だと恥じてはいけません。無駄なんじゃないかなと考えることは学問であり、また、それこそが真理 に近づく鍵でもあるんですよ。」
弟子は聞いた。「先生もそう思って過ごしていた時期があるんですか。」
先生は答えた。
「はい、今もあなたと無駄な時間を過ごしているなと思っていますwww」
2007年11月11日 21:27 by そこでねこが
さっきのが小説になっていないので、再チャレンジです。
『高速道路』
【通行止め】
この出口もそうだ。排水溝の新設工事は、いたるところで行われている。
封鎖された出口には頑丈な鍵までかけられている。
迷路のような地下高速では、たしかに雨水が大量に入り込んだら命に関わる。
しかし、ここはリビアだ。 本当に必要なのか?
2007年11月11日 19:09 by たろすけ(すけピン)
虹は、雨の鍵で開く迷路の軌跡。
短すぎ。
2007年11月11日 18:52 by たろすけ(すけピン)
ああああああああ雨が入ってないいいいいいΣ(゚Д゚ ;)
出来れば削除していただきたい・・・・orz
修正して雨を入れることもかないません・・・
すいませんでした。
2007年11月11日 00:24 by いつき
『博士と助手』
それは季節はずれの雨が8日間も続いたある日のことだった。
「飯島君!飯島君!早く来たまえ!!」
博士は実験室の扉から大声で助手を呼び出した。
「ど、どうしたんですかっ、博士!」
「飯島君。ついに結果が出たぞ。」
「本当ですか?で、どうだったんですかっ?」
「うむ、見たまえ。こっちが普通のエサを与えたサルAだ。そしてこっちが新薬の入ったエサを与えたサルBだ。そしてこのサル たちの前にさっきまで食べ物が入っていた金庫とその鍵を出す。すると、どうだ。Aのサルは金庫を触ったり投げたりするだけだが、 Bのサルはちゃんと鍵を見つけて金庫を開ける。Bは普通のサルとは明らかに違くなってる。この違いは薬の有無のはずだ。」
「なるほど、いよいよ博士は研究を解明する鍵を手に入れたというわけですねっ。」
「・・・・・・。」
外はなお雨が降り続いている。
「・・・まあいい、次に彼らを巨大な迷路の中に放すと、そらどうだっ。Bの方が早く迷路を抜け出た。私の理論通りやはりこの 薬には脳を積極的に発達させる効用があるのだよ。」
「確かにこれで博士が長年言っていた事が証明されたっ。博士はやっと長い迷路から抜け出すことができたのですね!」
「・・・・・・。」
外はなお雨が降り続いている。
「とっ、とにかくどうだっ。やはり私は天才だろうっ。わははははっ。」
「はいっ、博士は本当に天才です!まるで新薬を投与されたBのサルみたいです!!」
「・・・・・・。」
8日間続いている雨はさらにその勢いを増そうとしていた。
2007年11月10日 00:42 by そこでねこが
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