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物語書いてる方、書きたい方、入っちゃってください

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んと、これって・・・・おきまりですよね?

さてさて
お題を出すのってお決まりですよねそうですよね
う〜ん
お題出しましょうか・・・
よし
出しましょうか
気が向いたら、書いてくださいな
お題を出すのも、大歓迎です

2007年11月05日 21:20  by ウィスペル

コメント一覧 173件中、131~140件表示

  • 『それでも輝くものたちへ』
    「はぁ。」
    意図的にため息を漏らす。吐き出された息は一瞬広く空中を漂った後水に融けるように滑らかに消えていった。
    「寒くなったなぁ。」
    ひとり、誰に話すでもなく呟く。白い靄が朝日を浴びて薄く光っている。朝の時間。刺すような冷たい空気は北風と共に鋭さを増 していく。今日は一段と冷え込んだから空気は氷の針のように鋭くさめている。
    「なんでこんななか学校行かなきゃならないのさ。」
    やはり誰に言うでもなくぼやきながら手袋をはめ、自転車を出す。
    「あっ。」
    初霜だった。
    「へぇ綺麗じゃん。」
    丸々一年ぶりに見た白い世界は、雪とはまた違った白を輝かせていた。霜の降りた道を自転車で走る。稲刈りが終わってしばらく たった田んぼには、霜柱が立っていた。小学生が楽しそうに霜柱を踏んでいる。よく自分もやって遊んだ。朝の寒い登校の楽しみだっ たのだ。霜柱を踏んでいる時は足の裏に伝わるシャリシャリと言う音が心地よくいいのだが、それはたちまち痛痒さへと変わってしま う。足の指が腫れて、お風呂で塩をすりこんでいたのを覚えている。ほんの二年ほど前のことなのだが今思い返して見るととっくの昔 の出来事のようで不思議な感じがした。
    また、次の日も。そのまた次の日も。田んぼに霜柱は現れ、そして踏まれていった。そんな冬の日々が続いた。
    ある日ふと、立ち止まってみた。何かを考えていたわけではないのだが、ただなんとなく。霜柱を近くでみてみてくなったのだ。 霜柱のある田んぼに入ってみる。今日はもう小学生は行ってしまったようで、霜柱はキレイに踏み潰された後だった。少し残念な気も して、しゃがんで足元の霜柱を一つ、手に取ってみた。指先にひんやりと冷たさが感じられた。少し力を入れてみるとほんの小さく音 を立てて砕けた。
    踏み潰されても、砕かれても。

    霜柱は朝日を受けてキラキラと美しく、誇らしそうに輝いていた。

    2007年11月19日 17:34 by 春夏秋冬 葉桜 (ヒトトセハザクラ)

  • 次のお題行きますか??
    う〜む
    言っちゃっていいですか??

    次はですね・・・・・・







    『霜』

    寒くなってきたので
    というか、昨日私のところで今年初の霜が降りたんで
    たしか
    たぶん・・・

    というわけで、どうぞ!!

    あ、でも、まだ前のお題が・・・!!
    ってのもOKですよ

    ではでは

    2007年11月18日 21:27 by ウィスペル

  • >葉さんへ
     方言(と言ってしまってよいのでしょうか・・・)で会話が進むというのが良かったです!主人公の独白で気持ちが痛切な程伝 わってきました。
     それにしても1000文字以内って大変ですよね。自分の書きたいこと削らなきゃいけなかったりして。私もガリガリ削って書 いてるので分かりますよ!
     PCの前で1000文字以内にして下さい、という赤文字を見るたび悪態が出ます。
     これからも頑張って下さい!

    2007年11月18日 00:41 by

  • 葉さんへ

    この先どうなるんだろうと短い中で思える話でした。
    後半の描写で落ちるところの表現とかよかったです。
    そして最後の「生く」が個人的に好きです・・・

    2007年11月17日 23:34 by 瑪瑙 輝遊

  • おぉ、二日ほど来ていなかったら、短編が二つも!!
    少し、出遅れてしまいましたね^^;


    >四方飛妖様へ

    星空を見上げたときの、主人公の描写が良かったです。
    確かに、星空って見上げることはあんまりないですもんね。
    あと、歌詞を使うっていうのは、なんか新鮮でいいなぁと思いました。
    自分もやってみようか・・・(笑


    >葉様へ

    セリフがいいなぁと。
    独特の方言や、中盤の掛け合いがなんか良いです。
    あと、こういうオチは結構すきです。個人的には。
    含んだセリフが出てくるのが大好きで・・・(笑

    2007年11月17日 23:13 by

  • 葉 様へ
    短編は、おもいつきが大切です
    いやごめんなさい
    自分は、です
    オチを書くのが楽しいんですよ〜短編
    長編よりもすきだったり・・・

    2007年11月17日 21:37 by ウィスペル

  • 頑張りました。でも駄文。。。
    すっごい文字数ギリギリでした。結構削って・・・
    ってか短編初めて書いたんですけど・・・・。
    難しいですね。短編かける人、改めて尊敬しました。
    ついつい長々と書いちゃいます。
    これから頑張って努力します!

    2007年11月17日 17:56 by 春夏秋冬 葉桜 (ヒトトセハザクラ)

  • 「お前、こんなとこに。寒いやろ。どないしたん。」
    夜空には満天の星。冬の空は深く冷たくそして悲しく、今にも泣き出しそうだ。
    「・・・。殺した。ようさん。もう殺したない。」
    「そやから落ちんのか。いや堕ちんのか?」
    ここは屋上。足元ではたくさんの人間が寝息立てているころだろう。草木も眠る丑三つ時。気づくものはいまい。問いには沈黙で 答える。
    「あっこに星あるやろ。あれみんなお前みたいなやつらやねん。全部やで。キレーに光ってみえとるけどな、でっかいほんまにう るさいくらい光っとるヤツの光をただ跳ね返してるだけや。自分でひかっとる分けちゃう。そやし光受けて自分のもんにして光っとる わけともちゃう。お前、今そうやろ?」
    「・・・。」
    「ほれみぃ。今ここで落ちたって一緒や。変わらんぞ。それよかこっちにいるほうがずっとええ。」
    周囲に四角く張り巡らされたフェンスは、此方と彼方を隔てる壁。此方は私には明るすぎた。体が暗い闇を欲する。黒に、闇に、 近づく。
    「あっちょ。お前危ないやんフェンス乗り越えんなよ。」
    「危なくて結構。」
    「まてよ。生きろよ。」
    「うちは人殺しや。」
    「何を殺してん。」
    「  自分  」
    頷くたびに首をふるたびに歩くたびに立ち止まるたびに。人の目を気にし人と同じになろうとした。言われたことも言われなかっ たことも、全て同じに。他者と自分との違いを許さず、他者と違う自分を殺し続けてきた。
    「もう殺したない。そやのになんで止めるんや。」
    「・・・。お前に死んでほしないから。お前のそばに居たいから。お前のことがっ」
    「ごめん。」
    それ以上聞けなかった。それ以上聞けば戻ってしまいそうだったから。
    「ばいばい。ありがとう。」
    「あっちょっ」
    足元には星空、頭上には街。輝いた星空はやっぱり泣き出しそうだった。
     
    「・・・い。・・・・お・・。おいっ!」
    「ふぇ・・・?」
    長い夢を見た気がする。そう言えばこの声・・・夢に出てきた?
    「ふぇ?とちゃうわ。なんでこんなとこに・・・。めっちゃ探したやろ!委員さぼって何しとんねん。」
    「っっごッごめん!」
    「ほんまにゆうてんのかよ。こっちはひやひやしたってのに。大変やったっつの。」
    「え?なんかゆうた?」
    「なんでもない。ほらっ一緒に生くで。」

    2007年11月17日 17:53 by 春夏秋冬 葉桜 (ヒトトセハザクラ)

  •  >葉さんへ
     私も何度かあります・・・画面が真っ白になると頭の中も真っ白になって思考停止します・・・それでもめげずに頑張って下さ い!楽しみにしてます。

     >瑪瑙輝遊さんへ
     ほっ本当にありがとうございます・・・!チキンなので言われると舞い上がりますホントに。
     実はラストは1000字以内にしなきゃならなかったので、ちょっと変更しました。しかしこの終わり方も気に入ってます。

     >銀蛇さんへ
     そうですね。しかしながら私の住んでる所は無駄に都会なので、全っ然星が見えないのです。オリオン座を見つけるのがやっと ・・・(汗

      >ウィスペルさんへ
     うわわお褒めの言葉有難うございます恐縮です・・・。
     私の得意分野はこんなんです。
     ちなみにぶっちゃけた話、曲はつい最近アルバムを中古で買ってきて聞き、その時思いついた話だったりします

    2007年11月16日 23:06 by

  • 葉様へ
    それは、かなりショックですね・・・
    が、頑張れ!!

    四方飛妖 様へ
    おわぁ
    素敵だ・・・
    うまいですね〜ww
    その曲、知っておりますよ
    私も弟が借りてきたその曲をぼんやり聴いてた・・・

    銀蛇様へ
    金平糖、また食べたくなってきたけど、残念ながら私は甘党ではないので食べきれない・・・

    紅蓮様へ
    そんな日もありますよ〜
    OKですよww

    2007年11月16日 22:45 by ウィスペル

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