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んと、これって・・・・おきまりですよね?

さてさて
お題を出すのってお決まりですよねそうですよね
う〜ん
お題出しましょうか・・・
よし
出しましょうか
気が向いたら、書いてくださいな
お題を出すのも、大歓迎です

2007年11月05日 21:20  by ウィスペル

コメント一覧 173件中、41~50件表示

  • 感想

    晴瓦時々雨瓦俄にBさん
    主人公の印象のみで構成された文、繰り返される視線恐怖の表現など、追い詰められた主人公の精神状態がよく表現されています ね。
    動物と人間を対置して表現しているようで、実は人間についてのみ語っており、主人公はその人間に属していながらあくまで人間 を「彼ら」と語っています。
    主人公の社会に対する帰属意識の欠落、彼の感じる疎外感がひしひしと伝わってきます。

    ウィスペルさん
    最初の発言はひばり?
    次はタカ?ハヤブサ?
    3番目も、小型の鳥類でしょうか?
    4番目に鳴き声だけ登場するのが噂のインコで、それを聞いているのが飼い猫「モモチャン」でしょうか。
    鳥の鳴き声をあまり知らない私には、読みこなせていない気もしますが、これだけ短い中で、何度か読み返させる謎解き要素を盛 り込んだ文を構成するのは、見事だと思います。
    「うちの家にいるペットがモデルです」というコメントが、推理欲に火を点ける要素として効いています。

    四方飛妖さん
    気難しい兄と、彼の仔犬に対する態度を心配そうに見守る妹。
    暴君では有るが優しい一面を持った兄についてのエピソードが展開すると思わせて、名付けネタで落としてくるとは。
    意表を突かれました(笑)。

    瑪瑙 輝遊さん
    一行目から、状況に引き込む「変なもの」という表現。
    自己満足的な表現に陥りがちな「不思議ちゃん」描写なのですが、会話の流れ、タイミングが非常に自然で、あざとさを全く感じ ずに読みきれます。
    状況の変化を受けての主人公達の発言が「それに気付いて」や「それを見て」ではなく、ほぼ毎回「それに」で繋がれているので すが、同じ表現が繰り返されているという感じを受けません。これは、「それに」で受けることで文章が軽くなり、読者が読み進む流 れをさらにスムーズにしているせいでしょう。(私は、氏の文章の軽さの秘密を探ろうと、分析しつつ読んで初めて気付きました)
    シーン終わりの演出といい、全てが映像的で素晴らしいと思いました。

    2008年02月04日 09:51 by 石瀬醒

  • 時々猫って、無意味にこっち見てきません?そしてにらめっこ状態に突入とか・・・。
    で、目線逸らされると何かショック受けたり。
    あ、私だけですかすみません(ぉ

    四方飛妖さん
    妹さんのネーミングセンスがすごすぎますw
    見た瞬間飲んでいたお茶を吹き出しそうに・・・。
    お兄さんの反論の仕方もナイスです・・・w

    ウィスペルさん
    わんこと鳥って結構いいコンビですよね!
    TVとかで犬の上に鳥が乗っかっている映像みると微笑ましいです。
    そんな感じの雰囲気を感じましたw

    石瀬醒さん
    うぉ、すごいです。
    長くてもひょいひょい(ひょいひょい?)読めてしまいましたw
    色々動物の名前がひょいひょい出てくる佐藤さんはすげぇと思いました。
    そして何の面接かと思ったら塾!
    成る程、そう言う考えもあるのかと。

    2008年02月03日 22:25 by 瑪瑙 輝遊

  • 路地裏を歩いていたら、変なものを見つけた。
    「・・・何やってんの?」
    「にらめっこ」
    そう言って彼女は目の前の猫をじーっと見つめる。
    ちなみに体操座りってやつ。
    対する猫も大人しく座って彼女を見つめている。
    「「・・・・・」」
    じー・・・
    「「・・・・・・・・・」」
    じぃー・・・
    「「・・・・・・・・・・・・」」
    じいぃぃー・・・
    「・・・・・・何やってんの?」
    つい同じ事を聞いてしまった。
    それに彼女は煩そうに、俺の顔を見た。
    「だから、にらめっこ」
    「何で?」
    「知らない」
    そう言って彼女はまた猫に顔を戻した。
    それに俺は溜息をつくとその猫に顔を向ける。
    真っ白い猫だ。
    長いしっぽをユラユラと揺らして青い瞳で彼女を見つめている。
    そして俺の視線に気付いたのか、猫が彼女から目を外して俺を見返した。
    それに彼女は「あっ」と声を上げて怒鳴る。
    「ちょっとぉ、邪魔しないでよ!」
    「別に俺は何もして無いだろ・・・・・・」
    少し呆れた声が口から出た。
    すると猫は体をビクリと震わせ、腰を上げて狭い路地を走って行ってしまった。
    それに更に彼女は声を上げる。
    「あぁー!もう、何で邪魔ばっかりするの!!」
    俺としては、『お前の声に驚いた』に一票なんだが。
    しかしそれを口にすると更に手が出てくる事が確実なので、ただ肩をすくめてみせた。
    そして右手に持っていた買い物袋を上げる。
    「そんな事よりメシだ。帰るぞ」
    「え、マジ?もうそんな時間?」
    そう言って先程の怒りはどこへやら、彼女は嬉しそうに腰を上げた。
    「ねね、今日は何?」
    「シチュー」
    「うっそ、やば。私シチュー好きすぎる。太ったらどうしてくれんの?」
    「知るか」
    そう言って弾んだ声を出す彼女に腕を引張られて、猫と逆方向の、大通りへと足を向ける。
    差し込む夕日が少し眩しい。
    それに目を細めた瞬間、「にゃあ」と言う声が耳を掠めていった。

    2008年02月03日 22:24 by 瑪瑙 輝遊


  •  はい速攻で書きました!
     ちょっと今急いでいるので他の方の感想は書きたいのですがまた後日・・・すいません!


     

    2008年02月03日 10:23 by

  • 「ついてきたな」
    「うん」
     私たちの後ろには、白と黒のマダラの子犬。
     ヘッヘッと舌を出し、こちらを麗しい瞳で見上げている。
    「しょうがない、」
     兄貴は子犬の前に座り込んだ。
    「飼ってやるか」
    「本当に?」
     まさか兄貴がそんなことを言うとは思っていなかった。捨ててくるか、と言うと思っていた。または冷たく見ないフリをするか 。
    「母さんには、上手く言っとくか」
     俺が面倒見るとかな、と続ける。まぁ母さんは動物好きだし、問題はない。
    「とりあえず、名前だな」
     兄貴が顎に手を当てて考え始める。その難しい顔に、あ、本当に真面目に考えているのだろうなぁと感慨深く思った。
    「あ、私いいの思いついた!」
    「言ってみろ」
     ヘッヘー、と私は珍しく誇らしげに兄貴を見つめた。こんなにナイスなのを考えついた私の頭はすごい。
    「『呪いの茶箪笥』!」
     一瞬にして兄貴の顔が凍った。心なしか子犬の顔も凍っているように見える。
    「・・・・・・却下だ」
     えー!何で何で何で!
    「何で!かっこいいじゃん『呪いの茶箪笥』っての!」
    「お前あれか、公園でコイツを呼ぶ時、俺に『オーイ、呪いの茶箪笥!』って叫ばせる気か?絶対嫌だ。大体コイツが脱走した時 のことを考えろ。そんな格好悪くて変な名前を呼びながら歩いたら、俺はもう外を歩けなくなる」
    「そんなことないって!皆かっこいいって思ってくれるって!」
    「お前の『かっこいい』はワケが分からん。天然とかそういう問題じゃなく意識の範囲外なんだ」
     私の意見を全否定して、兄貴はしばらく考えた末に言った。
    「コイツはモノクロだから、間をとって『ノク』だな。うん。我ながらいい名前だ」
     決まり決まり、と言いながら兄貴は子犬を抱き上げた。


    2008年02月03日 10:22 by

  • 「ぴーちくぱーちく」
    あぁ腹が立つ。
    何だってうちのご主人様はあんな煩いのを可愛がるのか。
    「ぴろろっっぴろろっっ」
    私がこの大切な『見張り』という職務を承っていなければ、神聖なる家の中に入ってあいつの息の根を止められるというのに。
    「ぴひょうるり」
    なによアイツ、私がこうやって見張りをしているというのにアイツは神聖なる家の中で、ご主人様と同じ空気を吸って生きている なんて・・・不公平だわ。
    「モモチャン、モーモチャン」
    ん?
    「オイデー、モーモーチャン」
    な、なによ。
    何だってあの黄色い羽の生えた生き物は時々私の名前を呼ぶのかしら?
    おかげで、やっぱり今日も、かみ殺すのを躊躇っちゃうじゃない。






    あ、順番しくじりました
    感想先に書いちゃった
    うちの家にいるペットがモデルです

    2008年02月02日 11:59 by ウィスペル

  • 晴瓦時々雨瓦俄にΒ 様へ
    切に思います
    てか、人間ってなんだろうと思ってますよ〜
    考えさせるのって、いいですよね

    石瀬醒 様へ
    塾の面接というのに驚きを感じました
    私は動物そんなに知らないので犬が好き、しかいえません〜

    2008年02月02日 11:49 by ウィスペル



  •  佐藤はすっかり楽しくなった。
    この娘は正真正銘の動物好きだ。
    ややグロ生物好きかも知れない。
    彼は何時までも動物話で盛り上がっていたい自分を抑えた。
    これは、塾の面接なんだ。
    あと一つだけ、質問をしよう。
    「君の、一番好きな動物は何ですか?」
    少女は、しばらく目を宙にさ迷わせて考え、
    「チーターです」
    と答えた。
    「なぜ?」
    「何ていうか…生き方が狭くて…美しいから」
    チーターは木の上からの待ち伏せや、水際に獲物を追い込んでの狩りは行わない。
    常に平原での速さ比べをする。
    又、屍肉喰いや他の肉食獣からの横取りが出来ない。
    「生き方が狭い」という彼女の表現を、佐藤は気に入った。
    「合格です」
    「は?」
    突然の言葉に少女は口をぽかんと開けている。
    「あなたは教育者に向いています。
    動物好きといって、犬や猫だけを好きな人間は、自分が「良い子」と思う生徒にしか興味を感じないでしょう。
    また、珍獣ばかりに関心がある人間は、自分の独自性を主張したがるあまり、凡庸な生徒を容易に軽蔑します」
    言いながら、俺のことだよな、と、佐藤は思った。
    でもまあ、少なくとも、自覚はあるし。
    「一般に良く知られた動物も、珍獣の類も共に好きな人は、生徒達の人格の多様性を受け入れられる、よい教育者になれる。
    と、僕は思います」
    少女のぽかんと開いた口が、そのままゆっくりと笑顔に変わっていった。
    「ありがとうございます。
    そして、すごい!
    教育者としての資質を見るためのお話だったんですね!
    私、てっきり先生は単にマイナー生物が好きな人なんだと思ってました」
    彼女の目は感動に潤まんばかりだった。
    素直すぎるか?
    考え事をする時の癖で、下唇を軽く噛みながら佐藤は思った。
    いや、それも教師としてのいい資質か。
    「じゃあ、今空いてる枠についてお話しますね」
    この娘には生物を担当させたいな、と佐藤は考えていた。

    *******
    いきなりルール違反の2000文字オーバーになってしまいました。
    次から気をつけます。すみません!

    2008年01月30日 14:24 by 石瀬醒



  •  「動物好きですか」
    「はい」
    予想通りの、屈託のない笑顔で少女が応える。
    「犬とか、猫とか?」
    「大好きです」
    「食肉目?」
    「はい?」
    何を言われたのかがわからない様子で少女が聞き返した。
    「主に食肉目の動物が好きなのかな?」
    佐藤が、意地悪く微笑みながら、ゆっくりともう一度質問を繰り返す。
    「えーと、いえ、そう言う訳では…げっ歯目も好きです」
    ほう、と、佐藤は心の中で感嘆した。
    「動物好き」を人間の善性と結びつけて語りたがる連中は、大抵「動物」をペットショップで買える範囲の生き物として捉えてい る。
    そういった輩はハムスターが何目なのかすら知らない。
    −と、佐藤は思っていた。
    「カピパラとか?」
    「カピパラとか、ヌートリアとか、ハムスターとか」
    「ハダカデバネズミは?」
    「あー!デバネズミ!かわいいですよねぇ!」
    そうか、と佐藤は思った。
    このところの「キモカワ」ブームとかで、珍しい動物の認知度が上がっているのだ。
    珍獣を多少知って居ても、動物をカワイイ/カワイクないで分類している事に違いは無い。
    油断はならないぞ。
    「好きなのは哺乳動物だけ?」
    「そんなことはないです。ヘビもカメも好きですよ」
    爬虫類と昆虫好きは、圧倒的に男性に多い。爬虫類が好きというのは、女性にとっては本格的動物好きの試金石となる。
    確かにこの少女は、趣味の欄に動物好きと書けるレベルには達しているようだ。
    「鳥類は?ハシビロコウとか」
    「ヘンな動物ばっかり言うんですね。あれは迫力ありますよねぇ。
    あと、鳥類だと今はミミズクが熱いですよ。あの、木の枝への擬態が…」
    「ああ、あの擬態と威嚇の形態を見ると、動物にとって目のイメージの重要性がわかるよね」
    「脊椎動物の目ですね、瞳孔のある…」
    結構マニアックな娘なのかもしれない。
    次第にテンションを上げてゆく彼女の様子に、佐藤は心を許し始めた。
    「昆虫…節足動物はどうなの?」
    「好きです。ジガバチの仲間とか、クモ、ハエトリグモなんか」
    「ウデムシとか」
    「生で見たことは無いんですけど、凄いですよねー。あんなのが夜中に台所に居て、知らずに踏んづけちゃったら、きっとキャー って言っちゃいますよ」
    「そんなの僕だってキャーって言うさ」

    2008年01月30日 14:22 by 石瀬醒



  •  「それじゃあ、えっと、面接というか、ちょっと話をさせてもらおうかな」
    佐藤は教室の机を二つ向かい合わせに置きなおして、一方の椅子を女性に勧めた。
    「えー、園田さん。同志門大学の学生さんだね」
    「はい」
    スーツ姿も初々しい女性−まだ少女と言った方がしっくり来る−が、はきはきと応えた。
    「こういう、講師とか、家庭教師とか、前にしたことは?」
    「家庭教師はあります。…シンルイの子ですけど」
    「ふーん」
    佐藤は履歴書の文字をざっと目でなぞり…趣味・特技の欄に引っかかった。
    「動物好き」と一言書いてある。
    もう一度所属学部を確かめた。
    教育学部、「文系」である。
    佐藤の中の、天邪鬼な気持ちがむく、と頭をもたげた。

    2008年01月30日 14:21 by 石瀬醒

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