話の作り方教えてください~
自身のブログで本の感想を載せています。
そのうち自分でも作品を書いてみたいなと思っています。
しかし、アイデアはあっても、話の組み立てがうまくいきません。
みなさんは小説を書くときにどういう手順で作品を仕上げていますか?
作品を書くときに気をつけていること、アイデアのまとめ方、ちょっとしたことでもいいので、アドバイスをいただけたら嬉しいで す。
私のブログです↓
http://matrixblog.blog65.fc2.com/
2010年03月02日 21:55 by naomatrix
本題からズレるんですが、俺はアマチュア小説書きの動機は2種に大別できると思ってます。
1は『他人を感動に巻き込む他人第一主義な作品を!』
2は『他人の感想なんて知るか! 俺は俺の書きたいヤツを書く!』
…という2種。
前者は自分が書きたいテーマを曲げてでも客観的良作にしようとするタイプ。
後者は読者の意見よりも自分のやりたいことをやって主観的良作にするタイプ。
大抵は両方があると思いますが、その比率というか、どっちに重きを置くか、というか。
俺は前者なんですが、
スレ主さんの目的が後者なら俺の意見は参考にならないので読み飛ばし推奨です。
で、客観的良作なら、まず主体性を持つことだと思います。
テーマがハッキリしないで書くと『何がしたいのコレ?』になりますし。
「このキャラが大事!」だったらシーンをそれに合わせて書き、設定もキャラを生かせる物にします。
「この世界設定が書きたい!」なら、それを提示しアピールできるキャラやイベントが必要になるかな、と。
「このシーンが書きたい!」という場合なら、そのシーンを盛り上げる設定やキャラに。
世界設定、キャラ設定、事件など全てに拘ると過積載になるので、自分にできる範囲で無理をします。
俺の場合は、濃いキャラを使うのが得意だと自認しているので、
ほのぼの日和見ギャグとか、恋愛設定が深い場合は自分が得意なフィールドに修正します。
纏めると、『己を知れ』って結論ですかね。
俺を含めてほとんどのアマチュア小説書きさんは編集なんて居ないので、
自分がどんな作品を得意とするのか、ってことを知らないまま作品を書いてる人が多い気がするので。
長文失礼。
2010年06月27日 17:08 by 84g
前回は「書き出しの類型」について長々と語ってしまったので、
今回は「書き出しの役割」について短く書きます。……ここでは。
無駄に長々と語っているを見たい方は↓をどうぞ。
http://cz750211.blog29.fc2.com/blog-entry-132.html
書き出しの役割は、ずばり一つです。
「誘引」、すなわち読者の興味を惹き付けることです。
まぁ、基本ですよね。でも、結構考えてない人が多いです。
まずは最初に読者の心を掴む。
そのためには、どうすればいいのかーって考えていれば、
自ずといい書き出しが出来ると思います。
ちなみに、小説でやってはいけない書き出しは、
登場人物や舞台設定を長々と説明することです。
↑は本当に駄目です。
まず、作品に興味がない最初の段階で
訳もわからない説明をぐだぐだされる気分を考えてください。
登場人物、舞台設定の説明は、
ストーリー全体を通して行なっていください。
……すみません。また長くなりました。
書くものにもよりますが、私の場合はぼんやりしたイメージを骨格化することから始めています。大まかなストーリーの流れをつくっ て、それからキャラを考えることが多いです。あとは書きやすいシーンなどを先に書いて、繋ぎを後で書くことが多いですね。
2010年06月20日 16:22 by くれさききとか
前回、物語は「結」からイメージして作ることをお勧めしましたが、
やはり書き出しというのは難しいと思います。
という訳で、今回は書き出しの類型について説明します。
詳しくは国語便覧とか、私のブログの方に書いてあります。
http://cz750211.blog29.fc2.com/blog-entry-51.html
とりあえず、書き出しがわからないーって人は参考にしてみてください。
【書き出しの類型】
▼時・所型
時間や場所から書き出す形式。
この形式はまず現在の年月日や時間帯、舞台の風景描写などから書き始める。
▼人物紹介型
人物の説明や描写から書き出す形式。
この形式は話題の主(筆者自身、登場人物)について書き始める。イドダドの「誰が」という状況説明をしてから話の内容に入る。
▼回想型
事件等を思い出しながら語り始める、という形で書き出す形式。
回想から書き出す形式であれば、一人称でも三人称でも構わないが、その回想を語る登場人物の心情をよく表す必要がある。
▼条件型
筆を執る動機、これから書く内容を規定することから書き出す形式。
私小説などで用いられるが、普通の小説ではあまり用いられない形式。筆者がメインとなる私小説には向いているが、それ以外には 向かない。
▼解題型
作品で扱うテーマや内容についての解説等から書き出す形式。
話の重要なテーマ、核心部の内容から書き始める。ここで語る内容が作品のテーマとなるので、これから先の展開がこのテーマから 外れないようにする必要がある。
▼前置型
中心となる事柄に関するエピソードや前置き等から書き出す形式。
条件型、解題型に近い。話の本筋を語る前に、テーマや話の中心となる事柄について軽く触れる書き出し。あくまで前置なので、本 編をそこねないように注意が必要。
▼破題型
いきなり話題の核心部から書き出す形式。
前置きや導入的な内容を置かずに、もっとも注目をひく内容から書き出す。
▼対話型
破題型の一種。会話から書き出す形式。
会話から始まるという点以外、基本的には破題型と同様。
▼引用型
内容に関する格言等を引用して書き出す形式。
自分も、大体は「書きたいエピソード(場面、セリフ、人物、何でも可)」が一つあれば、短くてもお話は書けちゃうと思ってます。
だから自分が何か小説とか書く時は、思い付いたワンシーンを書きたい→じゃあ書こう、というパターンが一番多いです。それは大 体、起承転結で言うと転か結だと思います。
最初から行き当たりばったりで書いていくのもアリだと思いますが、深く設定を練らないまま書くというコトなので途中で絶対矛盾 とか違和感が生じます。伏線も行き当たりばったりになってしまうので、後で修正しようと思うと、修正箇所が膨大な量になります。
そういう意味でも、やっぱり小説を書くなら「書きたい」部分だけでもしっかり作っておくと便利ですよ。
でも、完結させるかどうかはともかく「手慣らしで書く」くらいの軽いカンジでしたら、行き当たりばったりで書いても充分だと思 います。その「書きたい」シーンだけ、切り取ったように書いても良いと思います。
完結させよう、と思ってもどうしても行き詰まったり途中で書けなくなったりするので、いつかまた書ける時がきたら…という意味 でも、「書きたい」というシーンだけでも明確な内に文章に起こして紙やメモ帳にネタとして残しておけば、いざ書ける時になった時 に忘れていても、残っていればそのシーンを丸ごと使える訳ですし。脳内だけで留めておくと、いくら印象的なエピソードでも時が経 つとおぼろげになってくるモノですよ。
書いたコトが無い、書き方が判らない、というコトでしたら、先ずは「書きたい」エピソードだけ書く。それだけでも良いと思いま す。こういうのはやっぱり「習うより慣れろ」なので、毎日何かしら文章を書く等して(日記とか)、文章を書くコトに慣れてしまえ ば早いと思います。
2010年04月24日 00:54 by 久。
こんばんは、遠野と言います。
naomatrixさんは「アイデアはあっても、話の組み立てが上手くいかない」
ということですが、つまり人物や世界観的な設定はすでに出来ているんですね?
だったら、「盛り上がる場面」から作っていくのが最良です。
だって、そこが読んでる方も作っている方も一番面白い部分だからです。
この「盛り上がる場面」を失敗すれば、これまで書いてきた話が
全部台無しになります。今までの苦労がパーさんです。
ただ、この部分から書き始めた方がいいという訳ではありません。
「盛り上がる場面」のイメージを、なるべく最初のうちに固めることが重要。
で、この「盛り上がる場面」に向かって全ての設計を組み立てていきます。
そして、「盛り上がる場面」を想像できる段階になっていれば、
登場人物から世界観まで、漠然としたイメージがすでに出来ていると思います。
あとは「盛り上がる場面」を活かすために、
各設定に修正を加えてプロットを組み立てます。
話を書くときは常に「盛り上がる場面」をイメージして、
そこが最終的なゴールだって勢いで目指すのがいいと思います。
まぁ、ぶっちゃけ、登場人物や世界観の作り方は人によって違います。
ただ、目指すべきゴール地点をしっかり見据えれば、
大分書きやすくなると思います。
例えばマラソンでも、
ゴールがどこにあって、あと何kmなのかってわかっていた方が
ペース配分やら、スパートをかける地点やらを考えられますし、
何よりもゴールがわからない状況で走るより安心です。
それに、「盛り上がる場面」をしっかりイメージしておけば、
そこを活かすために、最初からいろいろ工夫をすることも出来ます。
……と言う訳で、物語はケツからイメージして作るのを勧めます。
自分もこのパターンですね。
「盛り上がる場面」のイメージが固まったら、
それを活かすための設定を組んで、話の構想をまとめて、で。
以上、激長文失礼しました。
私の場合は、書きたい場面を頭の中で妄想する事から始めます。
妄想全開で、時々お花畑や宇宙も見えますが……「これは良いね」と思ったシーンを何度もリプレイして脳内に焼き付けます。
(もちろん、後日ななっても忘れないよう紙に書き写します)
その後で、なぜそうなったのか? という理由付けと、前後のシーンをくっ付けて行き、プロットして全体の肉付けを行って大体の 形を作っていきます。
(プロットというのは、小説を書く上での「設計図」のようなものです)
最後に、キャラクターの心情に齟齬が無いか、物語の流れに矛盾が無いかなど、粗を捜し出して修正していきフィニッシュです。
特に先生と呼べる人の下で修行した事もありませんし、貧乏で本も買えないので、誰かの影響を受けた訳でもない自己流ですが…… 少しでも悩んでいる人のお役に立てれば幸いです。
2010年04月07日 22:44 by 朱雀 翔
うちの場合は、まずキャラクターを考えることが多いですね。
それから状況とか、特殊設定なんかと組み合わせていく。
連想ゲームみたいにいろんな設定を考えることが多いです。
眠り姫を例に出してみると、
眠りっぱなしのお姫様書きたい→なんで眠りっぱなし?→なんか魔法かけられたからとかそんな感じで→いつ魔法かけられた?→あ ー、じゃあ王族にそんな儀式があって、それが失敗したとか→いや、失敗というより画策のほうがおもしろいか?→etc…
てな感じに。
つらつら考えながら小道具やら設定やら、アイデアを足したり引いたりしながら書いていきます。
ただこの書き方、長編書くには向いてません……^^;
2010年04月06日 13:34 by 叫び人
私はまず、話の根幹になる設定(魔法とか超能力とか)をバシッと決めますね。
それでそれに合った舞台や話の流れを作って、最後に登場人物を当てはめていきます。
だから、会話文が苦手なんでしょうけどね……
私の場合、一定の書き方はありません。
内容からだったり、タイトルからだったり様々です。
一番多いやり方はひとつの場面を作って、それから前後をつけていく。
キャラや世界観などは後付けになることがほとんどです。
最初から流れや設定などすんなり決めて書ければいいんですけどね…;^^
つたなくて申し訳ありません。
少しでも参考になれば幸いです。
2010年04月05日 23:02 by はちや
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