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ホームスクーリング

「ホームスクーリング」というのは、子どもが学校に行くのではなく、家庭や、図書館、博物館、公園などの地域のリソース(資源)を利用しながら子ども が学んでいくのを大人がサポートしていく「共育」の方法です。欧米では義務教育の方法として、法的、社会的にも認められ、選択する家庭が増え続けていま す。 学校と同じように、教材やカリキュラムを大人の側があらかじめ用意しておく方法(school at home)と、子どもの興味や関心にそって、「生活の中の学び」を大事にする方法(unschooling)があります。 通信教育を利用する場合もありますが、いずれにしても、その子どものペースでやれるのが、ホームスクーリングの一番良い点でしょう。ホームスクーリングではあくまで”子どもが主体”なのです。 社会性は十分に育っていきます。むしろ学校のように同じ年齢の集団の中で競争させられないので、排他的になったり攻撃的になったりすることが少ないのです。 「不登校、登校拒否」がホームスクーリングを選択するきっかけになる場合が多いのですが、これは決して、学校に行かない状態がホームスクーリングと表 現されるということではありません。子どもも親も学校にこだわり、学校に戻らなければならないと思っている間は、ホームスクーリングとは呼べません。学校 へのこだわりがふっ切れ、家庭で学んでいくことに積極的な意味が見いだせるようになり、それ自体が学校に行くこととは別のもう一つの方法 一 オルタナティヴな教育の方法として親子で選び直した時に初めてホームスクーリングと呼べるのです。 Q.子どもには学校に行く義務があるのではないですか? A.ありません。子どもには「教育を受ける権利」があるのであり、親や国は、子どもが教育を受けるのを「保障する義務」があるのです。ですから、子どもが 学校に合わなかったり、行くのが嫌な場合は、学校に行かないで学ぶ権利があるわけですが、行政レベルでの制度的な対応ができていないために、非常に多くの 親子が困っていることは事実です。 http://www.eonet.ne.jp/~hsn-hime/QandA.html より抜粋

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